信用判断と旅の難しさ | 男38歳旅に出る ~世界一周無計画の旅~

男38歳旅に出る ~世界一周無計画の旅~

若い頃、海外に全く興味が無く、初海外が35歳。
バックパッカーという言葉を知ったのもその頃。
遅いデビューですが15年務めた会社を辞め世界へ旅立ちます。
2011年11月1日に新鍳真フェリーで上海へ向けて出発。
現在、既に41歳を過ぎ中央アジアへ!

ナマステ

どーも!!
isoです。



ゴアで出会ったデリーから遊びに来ていたインド人の若者ら。

ここゴアへ観光に来るインド人はどうやら金持ちが多いらしい。

彼等は1週間~10日位の滞在でRs48,000-も銀行から引き

下ろしていた。

日本円にして約74,000円だ。



ビールやらウイスキーやら御馳走になり、ゴアに住んでいると

いう友人宅にも食事を御馳走に招待された。

そこには、オーストラリア人なんかも来ていたんだけど、その

マンションがまた広くて立派。

どうやらその彼は日本で仕事をしているらしく、ちょうど日本

から帰って来たばかりだった。

さいたま市に住んでいて日本語も少しだけ出来る。



何故かビーチで会った彼らは、バイクで家に送ってくれただけで、

フランス人も含めどっかへ行ってしまった。

まぁ、それはいいとして食事もして映画を見て楽しんで帰った

んだけど、その翌日ランチを一緒に食べようという事に。



ビーチで会った彼らが滞在のホテルへ2時に迎えに来てくれてたけど、

いろいろ話をしたいと言っていた日本在住の彼から電話があり

体調が悪いので申し訳ないけど今日は勘弁ということに。

そしたら他の連中からビーチで遊んでた仲間が3時にまた皆来るから

待っておけと。。。

結局、彼等は来なくて一人でビーチへ行ったりして遊んでいた。



彼等は同じホテルに滞在していたんだけど、日本在住の彼がゴアに

帰って来てから、どうやらそこへ転がりこんだらしい。



その日の夜9時位にまた、彼等がホテルに来てドイツ人やら

フランス人やら沢山集まって今からパーティーやるから来いという。

疲れていた事もあったし、ちょっと面倒臭くなってきて丁重にお断りした。



そしたら更に、翌日は一緒にランチをしようと日本在住の彼から電話が。

他の連中も必ず来いと必死に説得させようとする。

正直、だんだんと胡散臭くなってきた。

断る理由も見つからず、取り敢えず翌日ね!という事になったが、もう

これ以上彼等に関わるのは止そうと思った。



最初はフランス人が二人加わっていたことにより、安心出来るかなと思って

いたんだけど、それ以降、仲良くなったフランス人男性もホテルを移って

しまったので、話す機会がなくなってしまったから、尚更そう思わざるを

得なくなった。



結局、翌日は今後の旅程を決めるのに一日翻弄し、待ち合わせ時間には

行くのを辞めた。



ひとつの国を長い事周っている分にはそんなに苦労はないんだけど、

いよいよ、中東以西に向かうとなると旅もそう簡単ではない。

入国するのに多くの国がビザを必要とするが、ビザを取得するのに

入国と出国のチケットが必要になったりと、行く国によって大分先の

予定を確実に決め、予め飛行機のチケットを購入しなければならない。

そんな国が続くと永遠に先の予定まで決めなければならないのだ。

だから、多くの旅人は縛りのない楽なルートを選んで周る事となる。



当然これらの事は当たり前ではあるのだが、僕にとっては、

先の予定を決めて旅するのを好まないので、結構な悩みどころとなる。

旅は、自由ではあるが決して楽ではない。

結局、当初考えていたルートを変更ぜざるを得なくなった。



次の入出国の飛行機チケットを予約し、大使館サイトから入国ビザの

入力をして、更にはそれを出力し、それだけで一日が過ぎてしまった。

簡単な様だが、かなり時間が掛かる。



最初は自分で格安航空券を探していたが、それよりも旅行代理店で調べて

貰った方がはるかに安く、でも安いチケットはインドでトランジットの

ためインドビザが更に必要になり、散々考えた末、諦めざるを得なかった。

それでも、トータル的に代理店の方が安かったので、それで決定。



次には、WIFIが確実に繋がる所を探してビザを入力申請。

今度は、それをペーパー出力出来る場所を探す。

結局、その日WIFIの繋がるカフェと旅行代理店にそれぞれ3回ずつ通った。

その間にも、飛行機代は現金のみしかダメなのでATMへ行ったりと

忙しい事この上ない。



他の旅人はどのようにしているか分からないが、もっと楽な方法が

ないものだろうか!?



インド人の彼等に関しては、もしかしたら心から歓迎してくれている

のかも知れない。

行ったら行ったで楽しかったのかも知れない。

でも、一度スキミングで痛い目に遭っている僕からすれば、

何故か途中から、これ以上関わるな!の危険信号のビットが

立ってしまった。



果たして、正しかったのか!?そうではなかったのか!?



真相は謎だが、自分のスタイルを貫き通す事はとても大事である。

人によっては、勿体ない事しているという人がいるかも知れない。

もっと、楽しめたのにと・・・



確かに、行ったとしても予防線を張っておく事は出来る。

流石に僕もその辺は心得ているつもりだ。

例えば、もし行ったとしても酒は飲まない、睡眠薬など

注意深く観察、怪しい雰囲気になったら強引にでも突き

放して帰るなどなど・・・

もちろん、手元には貴重品は携帯せず、最低限の金しか持たない。

彼等も滞在していた僕の泊まってるホテルにも、友達と思われて

いるけど、絶対に部屋に入れるなと念を押しておくことなど。



もし、ここがアフリカや南米、中米だったら、対応が全く違うもの

になるだろう!

いきなり、プスッとナイフを突き刺されてしまうかも知れない。

でも、インド辺りであればこれ位で、十分対応出来るはずだ。

彼等も、そこまでリスクを冒して犯罪に手を染めないだろう!



多くの出会った旅人は言う。

インドを克服すればどこの国に行っても大丈夫だ!

僕は決してそうは思わない。

確かに、ちょっとだけ他の国に比べればしつこい人間もいるが

こんなに楽チンな国はない。

正直、今まで出会った旅人に散々、ボッタくられ話やら何やら

聞かされてきたが、現に今まで一度もそんな事はない。

確かにリキシャやタクシーがらみは、何処の国に行ってもある話で

そんなのは、気持ちの問題程度のはした金だ。

胡散臭い事を言ってくる輩には、ガツンと言ってやるのみだ。



いやぁ~ホント旅をするのも楽じゃない・・・



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