その界隈のエリート | メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

副題 : もう遠距離の異動は無いだろう

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240403/3030023466.html


川勝知事が辞任決意の理由を、記者会見で述べたのだそうですが、その中で「リニア問題に一区切りついたことも辞任の理由」と発言したのだそうな。
このような発言をする時点で、政治家としての資質は勿論のこと、活動家としての資質も問われる事になりそうだ。




多分この人は、エリートとしての視点や考え方しか持たないのだろう。
エリートと簡単に言いましたが、肩書きから見たエリートなだけで、それこそ「知性」や「知恵」という点において、エリートとは呼べないのですが、自身の発言がどのように受け止められるのかを理解してないのだから、エリートとは呼べないと言われても仕方がない。
「リニア問題に一区切りついたことも辞任の理由」と、川勝知事は発言(と言うより失言)していますが、普通このような発言をするのは、開業の目処がついた場合であって、延期させた事を「一区切り」なんて言うバカはいない。
このような発言をしてしまえば、誰に対して言っているのか?と問われて当然な訳で、その前から言われていた、中国に対する忖度と見られても仕方あるまい。




さて静岡の経済にとって、リニア新幹線は必要だろうか?
まあ静岡だけに限らず、愛知も含めた東海地方の経済で考えてみますと、リニア新幹線なんかよりも、高速道路を重視すべきだと私は思っていまして、特に自動車産業の盛んな東海地方においては、大型トラック専用のPA等の充実を図った方が、リニア新幹線なんかより良い影響を与える。
そのように考えた場合、リニア新幹線をダシに、高速道路の各種インフラ整備の金を国に出させた方が、よっぽど効率的だと思う訳で、川勝知事が経済や政治を知っていたなら、そのような駆け引きを国に対してしたでしょうが、如何せん学者バカな人ですから、恨みだけを増やして、何も得る事が出来ない。
どうせリニア新幹線は出来ますけど、出来てしまうリニア新幹線をダシにして、利益を得る機会は失われてしまった訳で、結局のところ何をしたかったのか意味不明である。




この人は、その界隈ではエリートなんでしょうが、その界隈のエリートでしかないという事を、この会見で実感した次第。
ほんと学者バカでしかないんだよなあ。