伝えるのが難しい | メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

副題 : もう遠距離の異動は無いだろう

こちらの記事を読んで、久しぶりに「引き球」という言葉を聞いたような気がした。
ここで言う「引き球」とは、ボールに当たった瞬間にヘッドを戻す打ち方ですが、パットだけに限らず、アプローチでも同じような打ち方を指して「引き球」と言っていたように思う。




上りのパットを苦手としてきた私ですが、下りのパットに関しては、この引き球という打ち方を、早くに自分で発見していたからか、さほど苦手とは感じてこなかった。
私の中では、赤ちゃんの頬をツンと突っつくイメージなのですが、下りのパットを苦手としている人に対して、そのイメージを言葉にしても、なかなか理解してもらえなかったりする訳で、「コーンと打つのではなく、ツンと突っつく」と説明しても、説明された人はコーンと打ってしまう。
まあコーンと打ってしまった時点で、大幅にオーバーしてしまうのが常ですが、自分のイメージを人に伝えるというのは難しい。




では打ち方ではなく、球の転がるイメージを伝えてみても、これまた伝わらなかったりする。
「年寄りの小便みたいにダラダラと」というのが、私の中にある、下りのパットの球の転がりですが、このように伝えてみたところで、それが相手に伝わるとは限らない。
相手に伝わってないから、シャーッとした転がりになってしまうのですが、下りでそのような転がりをしてしまったら、当然ながら大幅にオーバーしてしまうのである。




パットというのは、メカニカルに指導しやすいし、システマチックに指導しやすくもあるけど、どちらかと言えばイメージの方が重要な気がする。