私たちの身体は筒で出来ています。
そもそも身体の中は空洞であることから
腔と呼ばれています。
腔は身体を立体的にして
バランスをとっているんですね。
しかし
この腔を取り囲んでいる筋肉が
硬く縮まって
腔をペチャンコにしてしまうと
腔に収まっている血管や内臓は
圧迫され機能を果たせなくなります。
また
折れ曲がった身体を支えようと
筋肉は過緊張を起こし
カチカチになってしまいます。
腔を支えているのは
屈筋という曲げる筋肉です。
屈筋が硬く縮んでしまうと
腔は潰れてしまうんですね。
ですから
屈筋に優しく触れて揺らすだけ
または呼吸するだけで
屈筋はゆるみ
屈筋に引っ張られて
過緊張していた伸筋もゆるんでいきます。
そうすれば
腔は内側から広がり
立体的に身体のバランスをとることが出来ます。
腔に収まっている
血管や内臓も
圧迫から解放され
本来の機能を取り戻します。
健康でいるには
なにも鍛えたり
頑張ったりする必要はありません。
正しい方法でケアするだけなんですね。
理論が根本にあります。
他の手技療法のように
経験値に基づくようなものではありません。
ですから
結果も圧倒的なんですね。