介護の合間には普段後回しにしていた整理作業が都合よい。
そんな時のために、中断してもまた最初からということがないような
作業を貯めてある・・・
というのは半分以上言い訳で、
ただの不精で面倒くさいから放置しているともいえるのだが。
空いた時間にやろうとしておいて
いつのまにか手に負えなくなっていることのひとつに
名刺管理がある。
この週末は、窓の外に春の花を眺めながら、
名刺整理に取り掛かった。
条件ごとに必要に応じて抽出できるような
データベースを作成中だ。
メーカー時代にはマイクロソフトのアクセスを使って
マクロを組んでいたこともあって、その元となる
テーブルを作ってコツコツ入力している。
手助けしてくれる良いソフトがあって、
名刺をスキャナーで画像データとしてPCに取り込んで、
エクセルなどで文字編集できるデータに変換できるものを
活用しているが、
それなりにアナログの確認作業が・・・
とはいえ、それはそれで楽しみもあり、
一枚一枚の名刺を見ていると、それぞれの個性に惹かれ
顔や仕草が思い浮かんでは手が止まることもしばしばだ。
どうしているかな、と携帯に手を伸ばしたり引っ込めたり（笑）
インターネットビジネスのスクール同級生に
「友達の作り方」という教材で毎月かなりの売上を
上げている仲間がいる。
困っていること、悩んでいること、解決したいことを
マーケットリサーチして、それらを解決するモノ、こと、
技術を提供することがビジネスの基本だとすれば、
彼の売上を見ていると、リサーチした結果、
友達ができない人の悩みの深さを探り当てたことになる。
名刺の数がそのまま友達の数ということではないことは
もちろんだが、その中から将来の親友が生まれるかもしれない
ということもまた否定できない。
名刺一枚と言っておろそかには出来ない、
・・・と確信をもって言えるようになったのは
この数年のことだ。
さらに言えば、インターネットビジネスで
まがりなりにも売上が上がるようになってからのことだ。
社会人になって約40年、名刺交換した名刺の数は
相当数あるが、顔を思い出せない人も多い。
一方、還暦すぎてインターネットビジネスを始めてから
数年しか経っていないが、名刺の数は実業現役時代のそれを
はるかに超える数になっている。
それはこれからもうなぎのぼりで増加するペースだ。
しかも大切なことは、名刺を見ればほとんどの顔が
浮かんでくるという点にある。
これはどうしたことなのか、整理作業しながら
つらつら考えてみた。
いろいろ出てきたが、行き着いたことがある。
インターネットビジネスのビジネスには
業種の枠にとらわれない、第三者との自由な関係で
成り立っている側面がある。
情報社会の当然の成り立ちなのだと思う。
そこでのビジネスは自分一人、自社一個の中で完結することは稀で、
仲間や他社との共同作業が普通に行われている。
しかも情報交換したり、共同作業する仲間や会社は
ビジネスの内容が変わるごとに変わることも珍しくない、
というよりそれが常態と言ってもいいくらいなのだ。
そこが製造業で長年生きてきた私が実感する大きな違いです。
メーカー時代には自社内にあらゆる情報、技術を集約させ
社内秘の情報、技術が山となり、
いかに他社より良いものを生産するかが中心でしたから。
情報化社会でのビジネスは、
自分の会社以外での多くの仲間、他社との関係を大切に、
相互に信頼しあえる関係を保つことがビジネスを
ダイナミックに展開させる条件のようです。
明日もまた、初めてお目にかかる方がいらっしゃる。
その名刺交換のワクワク感は
メーカー時代にはなかった感覚です。
個性豊かな名刺を眺めながら、
インターネットビジネスはPC相手ではなく
人との信頼関係が基礎にあることを再認識した次第。
桜に目を移しながら、
人は面白い！！
と感じたひとときでした。
4月21日（土）名古屋でお会いしましょう！
3月17日の講演会には408名の参加がありました。
ありがとうございました。
その後、参加できなかった方から追加講演の
ご希望が寄せられ、翌週24日にも行われました。
24日も17日に続き雨でしたが、こちらにも沢山の方に
お話が出来たことを幸せに思います。
ありがとうございました。
次のインターネットビジネスのセミナーは
4月21日（土）に名古屋で行います。
このブログからのお申込は無料でご招待します。
セミナーのご案内は、
こちら
（こちらにある申込フォームは有料になります）
直接お話する時間も設けていますので、
名古屋近辺の方はお会いしましょう。
お待ちしています