頼りっぱなしの人生は不安がいっぱいでしょ! | 年金に頼らない生き方

年金に頼らない生き方

夢を語るには人生を重ねた高齢者こそふさわしい

還暦以後の生活設計が、年金だけでは窮屈になることが分かり、遅まきながら年金に上乗せする収入の道を作るために試行錯誤しつつも、会社設立までたどりついた経過を紹介します。

私が学んだビジスクールでは今年2月から4月にかけて
毎月大きな講演会を行なってきました。


2月15日 パソナ創業者、南部靖之氏の
「会社に頼らない生き方」


3月17日 私の
「年金に頼らない生き方」
~インターネットビジネス成功の秘訣~


年金に頼らない生き方-大規模講演会


4月15日 ジェームズ・スキナー氏の
「国に頼らない生き方」
~2012年これからの日本人の成功戦略~


年金に頼らない生き方-ジェームズ・スキナー


毎回多数の参加者があり、それぞれが特徴のある講演で、
好評価を得て終えることができました。


ありがとうございました。



これらの講演会を企画した背景には、
混迷する時代の中でも、一人一人が持っている価値に
気づき、自分を高め、周りの役に立つ生き方をしよう、
という思いがありました。


共通する考え方は「自立すること」にあります。


「頼る」人生には、不安がいっぱいです。

寄りかかった生き方には、自由がなくなります。


これまでの人生を振り返って、
誰にも、何にも頼らないで生きてきたと言える人は
どのくらいいるでしょうか。



親に保護されていた時間が終わり、就職することが
自立とはいえません。


親からは自立しても、会社に頼る状態になっただけのことです。


こんなところで就活勝ち組などと言える環境が
誤っています。


いつリストラにあうかもしれません。


会社の都合で回転しています。



結婚も考え方次第ですが、配偶者に頼る生活に入っただけ、
にしか見えない人がいます。


婚活勝ち組などと言える環境が誤っています。


離婚を検討するような状態がいつやってくるか知れません。



退職後を悠々自適に暮らしたいのは誰でも同じでしょうが、
多くの人は年金に頼るのでしょう。


年金に頼る老後がどれだけ不安なものか!



多くの人は自立していると考えて生活していると思いますが、
それは錯覚で、ほとんどの人は誰かに頼り、何かに頼って
生きています。


会社に頼り、配偶者に頼り、年金に頼る。


その頼る人生が、せっかくの自由を狭めることになります。


会社では自由にものが言えず、上司の目や
人間関係に神経をつかい、家族の楽しみよりも
会社中心の生活が当たり前となり、


誰が見ても離婚した方が良いというような状態でも
一人では生きられないことに気づく。


年金の支給額が少ないと愚痴をこぼしながら、
節約方法を考えるうちはまだましな方で、
年金額の減額を通知され、年金制度そのものの
存続さえ覚悟させられることは既に想定内に入っています。


頼ることをやめてみましょう。




ジェームズ・スキナー氏の講演会の直後、
二人の若い女性と面談する機会がありました。


就職2年目で退職を検討している方(仮にAさん)と
大学4年生で就職活動に入っている方(仮にBさん)でした。


Aさんは、学生時代は独立するということに思いが至らず、
一生懸命就職活動をして入社できました。


いわゆる就活勝ち組ですね。


そして就職後は一生懸命働いたけれど満たされず、
現在退職を決意しています。


Bさんは、就職活動に入っていますが、本当に会社に
入ることが良いのか、自分の目標に向かって独立する方法を
考えたほうが良いのか迷っています。


このお二人、若いのにすごいです。


私なんかよりずっと早く、何かに気づき始めています。


でも、それが何なのか模索しています。



頼らない生き方ができるようになると、
自分の理想とする生き方や、夢に向かって
歩き始めることができるようになります。


就職しても、結婚しても、60歳になっても、
対等な意見を出し合える環境の中で
自由な意思決定が可能になります。


会社員であるという状態が大切なのではありません、
結婚しているという状態が貴重なのではありません、
年金がもらえるという状態が有難いのではありません。


自分の価値に気づき、独立し努力して自分を磨いている人は、
会社と対等の意見交換ができ、
結婚相手と二人で目標に向かって歩き、
国に向かって年金はいらないからその分消費税は減らせ、
というような主張も可能になります。
人生最後の20年間を自由な時間の中で、

夢に向かってキラキラした時間にして
過ごすことができるでしょう。


私は先の若い二人の今後の生き方を
しばらく見させていただきたいと思っています。


自分の価値に気づき、自分の価値を高め、
やがて周りの人たちと協力し合いながら、
社会貢献する道を自由な選択の中から
選んで欲しいと思います。


頼らない生き方が自分の人生を輝かせ、
周りを幸せにする方法です。


覚悟する心構えが必要ですが、

決意すれば誰にでもできる生き方です。


ここで楽をしようと思わないことです。


基準がいい加減な勝ち組、負け組なんて、
浅薄な言い方だということがわかります。