ゴホン!といえば龍角散。龍角散といえば、プロンプター編。今も昔も通じるキャッチフレーズが見事! | 元気ハツラツ!時たま曇のち雨

元気ハツラツ!時たま曇のち雨

こんにちは!東京生まれ東京育ちのOLです。
コスメやスキー、釣り、ハムスター、旅行、食べ歩き飲み歩きが好き。ついに60代に突入!いつになったら落ち着くのか?マジ元気ハツラツです(笑)

RSP52 サンプル百貨店で一目を置いたのが龍角散のプレゼンテーション。
なんと代表取締役社長の藤井社長自らのブロガーへのPRしてくれたのだれど
それが凄く分かりやすく噛み砕いて、ユーモア交えてのお話でみんな惹きつけられていました恋の矢

何故咳止めを作られたかというと、江戸時代に佐竹藩の殿様が喘息で苦しんでいるため、
その治療のために咳止めを作ったのがきっかけ
なんだそうです。
これは「殿が一大事だ!誰か何とかしろ!」と号令をかけたのでしょうね。
歴史はめぐり、江戸時代から改良し続け明治4年東京神田で創業。

昔は富山の薬売りが必ず持ってきて日本国中の薬箱に必ず「龍角散」がありました。
普段考えないけど、龍角散の成分はなにかというと、
キキョウ、セネガ、キョウニン、カンゾウを中心とした生薬が配合された粉末タイプの薬。
ここが一般の咳止めとちがうところなんですって。

一般の咳止めは、水で飲んで胃にいくから消化管から吸収されてしまい
肝臓で代謝され(体に合成されること)血液を通る。
血液は体中に回ってまた腎臓にもどって排泄されます。
しかし脳に血液が通るときに咳中枢に作用されるので副作用があることも。

龍角散

その点、龍角散の粉はノドの粘膜に付着し、そのままノドの自浄作用と繊毛運動を活性化
させてノドの症状を改善するだけ。
血中に溶け込まないし、生薬なので副作用の心配がないそうなの!
あぁ、だからあの小さなスプーンで喉に振りかけるようにかけるのねって納得したわ。

龍角散

それとノドの症状の推移についても教えてくださったのが大変役立ちます。
何気にノドがいがらっぽい、ノドが痛い、咳き込む、と言いますが
自分の症状の立ち位置ってよく分からないじゃありませんか。
これを見れば、自分がどの程度の病状かも確認できるし適切な薬を選べるってことですね。
龍角散のサイトに分かりやすく解説されてます。

龍角散

この日頂いたのは食品としての龍角散、龍角散ののどすっきり飴の二種類。

龍角散

シークワーサー味は、夏にのど飴が売れなくて作られた爽やか風味。
沖縄で売り出して大売れしたので、日本中で販売し、大人気になったそうですクラッカー
19種類のハーブエキス配合でカミツレ、カリンを成分としていて、
カミツレは国産で秋田県八峰町で栽培されてます。

龍角散

そのよしみで実際に本格栽培が行われている、秋田県八峰町の農場でCMも撮影されました。
藤井社長が「殿がでますよー」と言われ登場するのが秋田県知事でした^-^
確かに秋田県の殿ですわひらめき電球



もう一つはローヤルゼリー配合、プロポリス配合で、マイルドミルク仕様の味。
でもただの飴ではなく龍角散ハーブパウダーが20%増量し、効き目バッチリなんですチョキ
のど飴も美味しくいただける時代で生きてて良かったわ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

龍角散のCMと言えば、私の年代には忘れられない歌舞伎を題材にしたもので
プロンプター編というものがあります。

登場人物はただ一人、舞台の隅に陣取った黒子の姿をしたプロンプター。
台本を持って「弁天小僧」の台詞を付けている。
舞台は見えないが、中央では弁天小僧の台詞が聞えている。
途中まで順調に進んだものの「なせえゆかりの」とつけたところで、
おもわず「ゴホン」と咳をしてしまう。
プロンプターは思わず、裏に控えている狂言方の弟子に、

「おい龍角散!」

と言って龍角散の缶を受取る。
それが舞台の役者に聞こえてしまい、台詞のクライマックスで

「ゴホォン、あ、龍角散!」

と。三味線の伴奏が響き渡ると、プロンプターは「しまった!」という表情と台詞で終わる。

この作品はその年のCM大賞を受賞したのですが、
今も同じCMを放送しても日本国民が、「ふふふっっ...」と微笑んでしまうほど
「ゴホン!といえば龍角散」という言葉が耳にしみついているのからでしょうね。
社名は龍角散だけれども、「ゴホンといえば」のキャッチフレーズを付けたことによって
知名度が抜群に。この台詞をつけた人は天才です。



声を揃えてさぁ、一緒にあのセリフ言ってみましょうよドキドキ
せぇの、ゴホン!といえば....!