進歩 | ひより plus

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パピヨン三姉妹との日常。

変わりばえしない入院生活で、進歩が有りました。
痛みに顔を歪めながらではありますが、目標の屈曲値が出ました。
横臥位(リハビリベットに仰向けで横になった状態)で160度の屈曲(普通に手をあげる)。
術後の日数に加えて目標値の可動域が出たことで、装具を外す目処がつきました。
身体に固定をしている事で服がまともに着られないなどから解放される。
装具が外れれば、遠からず退院の日はくる。

退院の言葉はまだ聞けていないけれど、写真でしか会えないお嬢さんたちにもやっと会える。
いけないと思っても、ニヤニヤと口元は緩んでしまい。
痛みも何処かに行ったようで。

いつもは痛さと不甲斐なさに凹みながら病室に戻るのに、ニヤニヤが止まらないので「いい事あったの?」と聞かれて。
「手が上がったよって」同室では順調に進んでいなかったのは私だけだったので、みんなで一緒に喜んでくれました。
同じ手術をした方からは、術後10日近く遅れてはいますが、その方はもう退院日も決まってる。
という事は、私自身も後10日したら退院のめどが立つということ。

午後の自主練も、多少不随意運動は出たけれど、不安よりも退院のめどが自分の予想とは言えついたので嬉しく、不安は押し込めました。