年末年始休診最後の一日 | 岐阜市 の 歯医者 の 院長 の ブログ

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皆さまがいつまでも美しく、楽しく、健康で、幸せに過ごしていただけるよう、安全で清潔な環境下で、最高の医療を受けていただきたいと思っています。
そんな僕が,歯科医師として日々感じる徒然な想いを今日も書いてみたいと思います。

長かった年末年始の休診日は今日が最後になります。

と言いましても、今日は月に一度のレセプトの日になっていまして、朝から「りお歯科クリニック」にいます。


このレセプトとは、医療機関に携わってない方には馴染みが薄いと思われますが、ほとんどの医療機関では毎月必ずしなくてはいけないことなのです。


自費診療とか自由診療と呼ばれるものは別にして、一般的に保険診療と呼ばれるものは必ず付いて回るものです。


ほとんどの方は健康保険に加入していらっしゃいますよね。
国民健康保険であったり、社会保険であったり、職業団体の保険であったりと各種様々な保険があります。

それによって窓口での負担割合が変わってきます。
今は一般的に3割負担の方が多いのではないでしょうか。

仮に3割負担の場合ですと、残りの7割をその保険者、つまに国であったり企業であったりと言ったところに医療機関側から請求しないといけない訳です。
その為の請求書がレセプトと言うものなんです。


月に一度、一カ月分の個別の治療内容を細かく記した一枚の規定の用紙にまとめ、提出するんです。
提出期限は翌月の10日で、審査の結果3カ月後に振り込まれることになっています。


昔は手書きのカルテから全て手作業でレセプトを作っていたようですが、今では日々のカルテ内容をカルテコンピューターに打ち込んでいますから、そのコンピューターがボタン一つで自動的にレセプト用紙を出してくれます。

ずいぶん楽になってるんだと思います。


普段カルテの間違いもコンピューターがチェックをかけてくれますから、レセプトもそれほどおかしなことにはならないのですが、それでも「りお歯科クリニック」では何重ものチェックをかける為に、『レセプトのプロ』の人たちにチェックをお願いしています。


その人たちが月に一度「りお歯科クリニック」に来てくれ、全てのカルテと全てのレセプトを突合してチェックしてくれます。

その中で見つかったミスを修正して、レセプトを作っています。
おかしなレセプトがあると審査され戻ってくるのですが、やっぱり一つも戻ってこないように書類はしっかりと作りたいですもんね。

時間も経費もかかりますが、できることは真摯にキチッとしておきたい性分なので仕方ないと思っています。当たり前なんですけどね。(笑)


そのレセプトも何年後かにはオンライン化になる動きで進んでいます。

「りお歯科クリニック」もしっかりと時代に対応して、患者さまにより良い医療サービスを提供できるようにしていきたいと思っています。