大分前のことになりますが、森友学園の問題で
稲田朋美防衛大臣の国会答弁について、
テレビのコメンテーターの弁護士の方が
「弁護士は多義的な言葉は使わない様に指導される」と仰っていました。
稲田大臣は「私の記憶にはない」と話をされていたのですが、
この場合は敢えて多義的な言葉を選んだのだろうとは思います。
ということで、今回のテーマは「多義的」です。
日本語は語彙が非常に多く、何かを伝達するのにも
非常に多岐にわたる言葉の選び方があります。
直接表現、間接表現、敬語、方言など。
京都で「上がってお茶漬けを召し上がられますか?」と言われれば
「そろそろ話しを終わりたい。お帰りください。」の意味になる様ですね。
なんてことは難しすぎて解釈できませんが。
伝達に数多くのパターンがあるのであれば、
同様に受け取り方にも数多くのパターンがあるもの。
その受け取り方には癖があるのです。
子供のころから培った、考え方、受け取り方の癖、これを「スキーマ」と言います。
このスキーマがネガティブな方向に入りやすい方がいます。
結果、何かの出来事があった場合にネガティブな考えにふといきつくのです。
このふといきついた考えをを自動思考といいますが、
この自動思考に気づき、他にも受け取り方がないかを
模索していくことが出来れば自己を客体化でき、
気持ちを楽にし、意欲的な生活を送ることができます。
日本語は美しい言葉だと思います。しかし、それがゆえに難しいもの。
"良い意味で"自分の都合の良い解釈をしていきましょう。
こころのお悩みがある方。そのお悩みは解消できるものです。
どのようにこころが動いているのかを理解し、解決に向け一緒に考えましょう。
是非ご相談にいらしてください。その一歩で生活が変わっていきます。
日程:4/2(日)、4/16(日)、4/30(日)予定
時間:12:30 - 16:00
料金:30分 ¥5,000(延長10分ごとに¥1,000追加)/ご予約も可能
※ 4/16(日)はお茶会を開きます。詳細はコチラ。 にてお申込み下さい。