私たちの体には、体重の約60%~70%に相当する量の水分(体液)が含まれています。
体内の水分は、おもに血液、リンパ液、組織液(組織間液、細胞間液)などで構成されていますが、そのうちの70%以上がリンパ液といわれています。
心臓で作られた血液は動脈から毛細血管へと流れ、体の隅々まで栄養、酸素、水分などを運ぶのですが、同時に静脈が老廃物、二酸化炭素、余分な水分などを受け取り心臓へ戻り、腎臓でろ過されて排出されます。
しかし、老廃物が多すぎたり大きすぎると静脈に入りきれません。
そこで入りきれなかった老廃物や余分な水分はリンパ管によって回収され鎖骨のリンパ節を通し大静脈、腎臓を通って体の外に排出されます。
また、静脈はたんぱく質や脂肪を運ぶことができませんが、リンパ管は老廃物をはじめ、脂肪、たんぱく質、糖質、毒素、乳酸、化学物質などリンパ液に乗せて運び排出ができるのです。
こうしてみると、リンパがいかに大切なのか!
なんとなく分かって来たと思われますもう少し、今度細かく書いてみたいです(^_^)v