『クリプトマスクの擬死工作』 上遠野浩平 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

クリプトマスクの擬死工作 (ノン・ノベル)/上遠野 浩平
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<ペイパーカットの正体を知っている>。
財界の首領・東澱久既雄に沙遊里は言い放った。
強大な権力者の東澱でも捕らえられない存在――
生命と同等の価値のあるものを盗む怪人を
俳優の少女がなぜ!?
情報提供の見返りは、カリスマ映画監督だった父の遺作の解明。
撮影前に不審死を遂げ、ストーリーが謎のままなのだ。
私立探偵の早見と保険会社の伊佐は調査に乗り出す。
だが、スクープ屋、ヤクザを従える老俳優も行動を開始、
そこに飴屋という不思議な男も加わって…。
未完成映画の秘密は解けるのか。
忍び寄る怪盗の標的は誰か!?
――――― 裏表紙より

個人的評価 : ★★★☆☆

久しぶりだな、このシリーズも上遠野さんも。


チラッと確認したら
この前の『トポロシャドウ』を読んだのは約2年前だった…。

これまでのものの記憶が随分薄れちゃってる。

けどその曖昧な記憶の中に、
「千条の意味深な言動」ってキーワードがあるんだけど、
今回はそんな感じもなかった…?


その「意味深」は今回感じなかったけど、
伊佐と千条のコンビとか早見とか“飴屋”とか
なおせやら(登場・活躍シーンは少ないわりに)その部下たちやら
キャラクターは魅力的。


少々ピンと来ない感じもあるんだけど、
それは久々だってことのせいにしておくか。
ちゃんと楽しむためには前のから続けて読み直さきゃダメかな。