『凍原』 桜木紫乃 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

凍原/桜木 紫乃
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湿地に足を取られて死んだ者は、
土に還ることも出来ず、永遠に水の中を彷徨っている。


釧路湿原で発見されたサラリーマンの他殺死体。
被害者が開けてしまったのは、
64年も前に封印されたパンドラの箱だった。
――――― 帯より

個人的評価 : ★★★★☆


本屋さんで偶然見かけたんだったか、
どなたかのブログで紹介されてたんだったか。


面白い≦読みにくい、という感じ。


話の内容云々の前に、読みにくい。
特別難しい漢字や言葉が並んでるわけじゃないし
特別凝った言い回しがあふれてるわけでもないのに
何故か目が引っかかって止まっちゃう。


内容は結構しんどい。
殺された男が開けたパンドラの箱の中身も、
その男が箱を開けようとした気持ちも、
それを捜査する刑事やその家族、関係者の過去も。


けど、嫌いじゃない。
だからこそ理由の分からない「読みにくさ」が残念。