『9の扉』 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

9の扉 リレー短編集/北村 薫
¥1,575
Amazon.co.jp


「猫」が「コウモリ」を呼び、「コウモリ」が「芸人」を呼ぶ!?
たった一言のキーワードが次の物語へと引き継がれ、
思いがけない展開を呼ぶこのリレー短編集には、
冒険心と遊び心がいっぱい。
個性豊かな凄腕ミステリ作家たちが勢ぞろいしたこの本には、
最高に愉快な体験がつまっています。
豪華執筆人によるチーム力もまた絶妙。
「あとがき」までリレー形式にこだわった欲張りな一冊が出来上がりました。


収録
:『くしゅん』北村薫→『まよい猫』法月綸太郎
→『キラキラコウモリ』殊能将之→『ブラックジョーク』鳥飼否宇
→『バッド・テイスト』麻耶雄嵩→『依存のお茶会』竹本健治
→『帳尻』貫井徳郎→『母ちゃん、おれだよ、おれおれ』歌野晶午
→『さくら日和』辻村深月。
――――― Amazonより


鮮烈な創造力が次の扉をこじ開けた!?
予測不能の展開。
9人の凄腕ミステリ作家がリレーでつなぐ冒険。
――――― 「BOOK」データベースより


個人的評価 : ★★★★☆


想像してたのとはちょっと違ったんだけど面白かった。


短編をリレーして一つの長編として仕上げたのかと。
実際はリレーされるのはキーワード。
中にはそれ以上のところもあるんだけど。


好きだったのは貫井さん、歌野さん、辻村さん。


貫井さんから歌野さんは登場人物から設定も全部リレー。
それがどちらも好み。
どっちも後味はよろしくないけど。


辻村さんのは雰囲気が好き。


正直なところ、ちょっと合わないと思ってしまった方も。
これはもう完全に好みの問題なんだろうけど。