『トカジノフ』 戸梶圭太 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

トカジノフ/戸梶 圭太
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世にはびこるヌルい短編集を撃沈せよ!!


初の短編集にしてトカジ世界への最適入門書
まさかの2ヶ月連続刊行、第1弾
2ヶ月連続腸捻転!


トカジは短くても凄い
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆

すこし4つに寄る3つ。


確かに「短くても凄い」。
暴力だったり死だったり。


「戸梶さんにしては軽め?」というのもあるにはあるんだけど
1冊全部最後まで読むとやっぱりぐったりかも。


特に『鳩殺し』がきつかった。
鳩も人も殺されるんだけど、
その描写がまた気持ち悪くて。


逆に読みやすかったのは
『七合目』とか『二十八歳の事情』あたりだろうか。


好きだったのも『二十八歳の事情』。
目次によると
成長 ★★   ホロリ ★★★  キュート ★★
らしい。
私のイメージする“ホロリ”とは違ったけど、これが一番好きだった。
秀美のオリジナルキャラクターはまるで可愛くないけど。

戸梶さんを読み始めたきっかけの1冊を借りられるまで先は長いな。