混成優勝できた理由② | 順大陸上部混成ブロックコーチ林田章紀のブログ
順天堂大学陸上部
混成ブロックコーチ林田あきのりです。


今日は具体的な1年間の
取り組みについて書きたいと思います。


2013年のテーマとしては

「正しいトレーニングをすること」


正しいトレーニングというのは
確実に競技力が向上する
トレーニングメニュー
トレーニング方法
トレーニング中の動き
そして、トレーニングの評価など



正しいトレーニングを積み上げること
選手自身が確実強くなっていることを
実感し、自信をつけることができます。


また、努力感がなくても
競技力が向上するという意識を
根付かせることも目的にはあります。


どうしてもスポーツ選手は
トレーニング時間、努力感で
満足してしまいがちです。


間違ったトレーニングに
多くの時間を注いでも
努力を傾けても
残念ながら競技は伸びません。


「正しいトレーニングをする」

この意識改革が混成優勝した
土台にあると考えています。


さらに、
トレーニングの中心においていたのが

「スプリント種目の向上」です。


以前ブログにも書いたのですが
スプリント種目の向上が
十種においてもっとも高得点を
上げる方法なのです。

ブログはコチラをご覧ください
混成競技の理想的な点数の取り方


2012年⇒2013年の
順大混成ブロックの記録の変化です。
※Av.=平均値

$林田あきのり オフィシャルブログ


黄色で塗りつぶした
100m
走幅跳
400m
110mH
棒高跳


ではブロックのPB更新回数が
多いことがわかります。

棒高跳に関しては
他の理由があるのですが・・・

他の3種目は

スプリント能力が向上することで
記録向上が見られる種目です。


要するに、ねらいにしていた
種目で確実にブロック全員が
課題を達成したということです。

そのことが自己ベストを
大きく更新する原動力となったのです。


また、今大会で松下と川崎が
7500点以上を取ることできたのも

7600点以上を取る選手の高得点種目と
同じような点数の取り方をしています。

このことから2選手がこの点数取り方を
念頭においてトレーニングしてきた
成果につながったと思います。



最後に、私たちが今大会で
満足のいく結果を出すことができたのは
たくさんの方々の協力があったことが
一番の要因だと思います。


選手をいつも献身的にサポートしてくださった保護者

いつもグラウンドで応援してくれる順大の仲間

試合や合宿を通してできた常にお互いを高め合う十種競技の仲間

順大混成ブロックを活動を見てくださるファンの方々



皆さんの協力なしに
僕たちの成功はなかったと思っています。

本当にありがとうございました。


これからも、皆さんに見てもらって応援したいと思われるような活動をしていきたいと思います。


今後とも、よろしくお願いします。



順天堂大学陸上競技部
混成ブロックコーチ
林田章紀