アーユルヴェーダにおける、最も根本的なお話〜5元素とは? | AYURVEDIC KITCHEN

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フードコーディネーターのりんです。
食べる事で体調を整え、自己免疫力を高め、キレイに健康になる。
薬膳やアーユルヴェーダなどの東洋医学の知恵を活かし、
より生き生きとした毎日を送る為の
おいしいレシピやちょっとした生活のコツをご紹介できたらと思います。

●5元素
世界を形作るとされる5つの元素です。これは現在の仏教の教えでも出てくるものでありますが、
「地」「水」「火」「風」「空」の5つです。
これは、昔、学生時代に古代ギリシャ~19世紀頃のヨーロッパで支持されていた4大元素、または5大元素の、「空気」「火」「土」「水」(「エーテル」)として聞いた事がある人もいるかもしれません。
この古代ギリシャの考えにも影響を及ぼした、もともとのものが、このアーユルヴェーダにおける5大元素と言われています。

という、少々、難しい話はともかく、
この5元素が何を表すかというと、これまた、象徴的な概念なので、説明が難しいのですが、
こと、アーユルヴェーダにおける「食」の解説を主軸に話をしますと、
この5元素は「食」の面では、大きく下記の2つに関係します。

1.個人の体質
2.食べ物の味

・・とはいえ、個人の体質が「地」「水」~「空」の5つに分類されるわけではなく、
また、食べ物の味が「地」~「空」の5つに分類されるわけではありません。

あくまで、「地」~「空」の5つは、元素なので、
これらの元素の複合体で、体質や味が説明されるのです。
ここが、少し複雑で、こんがらがりやすいところです(・・って、私がです(笑))。

この、個人の体質(3パターン)と、味(6種)については、また次回説明していきたいと思います。