あれよあれよという間に、もう12月になってしまいました・・が(笑)、
今日から少しずつ、アーユルヴェーダと食について、
書いていこうかと思います。
今度こそ、ちゃんと最後まで続きますように・・(笑)
●まず、アーユルヴェーダとは何でしょう?
日本ではエステなどボディーメンテナンスのイメージが強いかもしれません。
しかし、アーユルヴェーダというのはもとは、インドの伝統医学をさしています。
古代インドの民族宗教であるバラモン教の教典は「ヴェーダ文献」と呼ばれていますが、
その最古のものとされる「リグ・ヴェーダ」は紀元前15世紀頃に書かれたと言われます。
その「リグ・ヴェーダ」の中でも語られている生命に関する知識が、アーユルヴェーダと呼ばれています。
このように、アーユルヴェーダは資料で確認できるだけでも、少なくとも3500年の歴史があり、
おそらくそれ以前も、口伝にて師から弟子へと受け継がれて来たであろう事を考えると、さらに古い歴史があると思われ、おそらく世界で最も古い生命に関する知識体系だろうといわれています。
●アーユルヴェーダと食
このアーユルヴェーダは、医学といっても、単純に医術理論を説くだけでなく、
人間がより良く生きる為の生活全般の知恵について説いています。
なので、個々人の体質分類から、脈診などの個人による体調の把握、ヨガ等による心身の解放、起床から就寝までの1日の生活リズムについての解説、そして季節ごとの生活の仕方など、健康で生き生きと暮らす為の知恵が満載です。
そのなかでも、食事は身体をつくるものとして、とても重要視されています。
中国の医食同源の考えとも通じるものがあると思います。
ただ、中国の薬膳などの考えと少し異なるのかなと思うのは、
根本にある考えが、悪いものをなるべく身体に入れない、食べたものをはより良く消化する、上手く消化できず身体に悪いものが溜まってしまったら出す(デトックス)の考えが一番表にくるところかもしれません。
その辺りの、詳しいアーユルヴェーダと食の関わりについては、
また次回、考えていきたいと思います。
今日はとりあえず、時間切れなのでここまで・・