どうもこんばんは、りんですm(_ _)m
海軍中将だったのは大正6年(1917)から大正12年(1923)までなので、大正8年の社殿改築時に揮毫していただいたものだと思われます。
書こう書こうと思ってたら、久しぶりの個別記事になってしまった((((;゜Д゜)))
栃木県足利市大久保町1317
日光鹿島神社(にっこうかしまじんじゃ)
創建は鎌倉時代初期、足利荘が成立し大窪郷が開発され、鎮守として日光大権現を勧請したのが始まりとされる。
文正元年(1466)、山内上杉氏の家臣・長尾景人が足利荘代官として岩井山に勧農城を築き、大窪郷も支配する。
永禄4年(1561)、長尾景長配下の小野寺景綱が大窪郷を拝領し、当社に鹿島大明神と菅原道真公を奉祀した
延宝7年(1679)、社殿再建
延享2年(1745)、再々建され小野寺乗勝が常学院龍光寺を開き当社の別当を勤める
明治40年(1907)、神饌幣帛料供進社に指定される
明治41年(1908)、天満宮・飯蔵神社・愛宕神社・伊勢大神宮・諏訪神社・神明宮・上浅間神社・下浅間神社・山神社・石上井神社・小田神社を合祀
大正8年(1919)、拝殿・幣殿・本殿を改築
平成2年(1990)、拝殿・幣殿・本殿を銅板葺きにする
平成3年(1991)、社務所再建
平成14年(2002)、境内地改修
御祭神は事代主命・建御雷男命、配祀は石許里姥命・天照大神・建御名方命・加具突知命・菅原道真公・宇賀能魂命・木花開耶比女命・大山祇命・久那戸神
こちらは足利西部、あしかがフラワーパークのほど近くに鎮座していまして、下野と常陸の有名所より勧請した神社になります。
ちなみに最寄り駅はJR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」で、今年4月1日に開業した駅でして関東では1番新しい駅になっております(多分?)
本殿覆屋天井画の公開でして、通常非公開ですが文化財公開時のみ観る事ができます。
天井画の作者は田村定衛門安貞という方で、当社の北東である下野国赤見村(現在の佐野市赤見町)に在住していたそうです。
描かれたのは嘉永2年(1849)で、花鳥図を中心として全部で77枚があります。
その内の1枚に「嘉永二己酉年 驥斎安貞画」と記されています。
こちらの天井画は平成5年(1993)に足利市の文化財に指定されました。
また、足利や佐野に安貞作の天井画がある寺院もいくつかあるそうなので、機会があれば観に行きたいものです( ^ω^ )
追記
コメント返信をしてて、改めて写真を見直してたら…扁額の揮毫者にびっくりした
海軍中将 鈴木貫太郎
鈴木貫太郎って終戦時の総理大臣じゃないかΣ( ̄□ ̄)!
まさかこんなところにあるとは思ってもいなかった…
海軍中将だったのは大正6年(1917)から大正12年(1923)までなので、大正8年の社殿改築時に揮毫していただいたものだと思われます。