ジグソーパズル25


http://ameblo.jp/rila214/entry-11915214339.html

「どんなおじさんでも恋する女の前では王子になる」より続き


夫は、私にとっては王子様。



出会った時、彼はただのくたびれたおじさんでしたが、私が願った3つの条件はクリアーしていました。



そして、何より、誰も持っていない魔法を持っていました。



12時になっても私をシンデレラでいさせてくれる魔法。



私のことを何よりも一番に大切にするパワーと意思。


それだけは誰にも負けなかった。



それさえあったら、あとは、どうにでもなるのです。



彼は、私と出会って、ブレーンのスタイリストさんたちや、男性性を回復するワークや瞑想のおかげで、「ただのおじさん」から「チャーミングなオヤジ」に変身しました。



最初から外見も性格もすべて「いい男」を探そうとするから結婚できないのではないかしら――。



そんな「いい男」はすでに誰かの者でしょ?



男は「ただのおじさん」を見つけて、育てればいいのです。



ありゃ、上から目線、失礼。



だけど、楽しいよ~。


男がどんどん素敵になっていくのって。



「プリティウーマン」のリチャード・ギアになった気分。



でも、こんな幸せも、あの時、私が仕事の失敗がなければ、夫が奥様を病気で亡くさなければ、二人の出会いはなかったんです。



私にとって、その仕事の失敗は死ぬほど辛いことだった。



彼にとっても20年以上連れ添った奥様をなくすのは、早く死にたいと思うほど希望を奪うものでした。



でも、今、私たちには希望がある。



その哀しみを乗り越えなければ起きなった幸せの中にいる。



不幸が起こればよかったとは思わない。



哀しく苦しいことなんてない方がいいに決まってる。

だけど――




幸せは、不幸の顔をしてやって来る。




晴れの日があれば、雨の日もある。

それがこの二元の世界のバランス――。





未来に待ち受ける「いいこと」を知らないから不安になる。

どんなことも、これから起こる「いいこと」のために起こっている。

今は、どんなに不幸な出来事に見えたとしても。


                                

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