親不知の抜歯 その2 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

≪入院2日目≫

 

6:20 起床 外はまだ暗い。

 

7:30 朝食が運ばれる。見ただけで食欲減退。半分だけ箸を付けた。

 

 

 

お粥にはのり佃煮くらいつけて欲しい。塩を持参するべきだった。牛乳は飲まず、カボチャのプリンだけ美味しく食べた。

 

 

食べるものが少なかろうが、噛まずにいようが、歯磨きだけはきっちりとしなければならない。それが苦痛。まだ血のにじむ唾液が出る。

 

 

8:30 主治医が来て、すぐに診察室に来るように言われて、パジャマ(ユニクロのTシャツとルームパンツ)の上にユニクロのカーディガンをひっかけて別棟の外来診察室へ。傷口を洗ってもらい、「きれいですよ」とのことで一安心。

 

9:45 抗生剤の点滴開始。 

 

10:00 事務の人が会計明細を持ってくる。

 

10:15 点滴終了。

 

10:30 着替えと荷物の整理をして病室を引き払う。後は会計だけなので、この時、ダンナにお迎え要請のLINEを送る。
 

外来病棟の会計で精算。これにて退院完了。

 

 

入院前に「LINEには気ィ付けといてや」と再三お願いしたにもかかわらず、ダンナへ送ったLINEは一向に既読にならないので電話をした。〈午前中に退院になる予定やて言うてたんやからちょっとは気にしなさいよ!〉

 

 

昨夜もショータのことと、翌日のゴミ出しのことをLINEしたところが、朝になってから既読になった。

 

 

11:20 病院玄関の外のベンチに座って待つこと約30分。到着したダンナは運転席に座ったままだ。〈ちょっと降りて荷物を運び入れてくれてもええんやないの〉と、力を入れたら歯が痛むのに、重い荷物を車に持ち上げた。

 

 

≪退院後≫

 

帰宅してから改めて洗顔など身支度を整えた。入院中はほぼ断食のような食生活だったので、かなり空腹感を感じた。お気に入りの冷凍のきつねうどんをできるだけ噛まずにしみじみ味わいながらいただいた。

 

さすがにあれだけ食べないでいたので、体重は1,8㎏減!

 

 

しかし、抜歯した方の頬はどんどん膨らんで、見た目は太ったように見える。その顔はまさにブルドッグ顔で、岸信介元首相を彷彿とさせる。

 

 

 

ダンナは私の顔を見て、「一番太ってた時の顔より大きいで!」と、「これは愉快」とばかりに笑っている。毎日私の顔を見ては「昨日よりは腫れが引いてきたで…」などと言っているが、〈ホンマにそんな微妙な違いがアンタにわかるんか?〉と思っている。

 

 

抜歯から4日経った今日。あれから毎日、お粥にうどんに豆腐のような白いモノばかりを食している。たまに茶わん蒸しやプリン。噛まなくても食べられて美味しいモノなんてないのだ。〈私にとって〉

 

 

なんとも味気ない食生活だが、来週の検診で医師の許可が下りるまでは我慢。とにかく順調に回復したい一心で頑張るDASH!