また『コロナ禍の家』 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

日曜日に次男家のお嫁さんがコロナに感染した。

 


去年の今頃も次男家はコロナ騒ぎで私はドタバタしたのだった。備忘録として細かく記録しておく。

 

 

 

 

月曜日の朝、小6の孫は昨年コロナに感染しているので検査せず元気で登校。昨年、無症状で陽性だった5歳孫は、朝から抗原検査キットで調べたら陰性だったので登園させ、息子(次男)は、夕方幼稚園のお迎えまでには帰る予定の半休を取ることにして仕事に出かけた。

 

 

息子の職場でもコロナ感染者が多く人員不足で、息子は早朝から出勤する。翌日は小6孫が登校前の7時半ごろに5歳孫をウチに連れてきて、8時過ぎに我々ジジババが幼稚園へ送る段取りになっていた。

 

 

火曜日の朝、夢うつつにとても近くで子供の声が聞こえて目が覚めた。時計を見ると6時半!そして、突然寝室のドアが開いて息子と5歳孫が入って来た。

 

 

〈7時半に連れてくる予定では無かったの?〉と内心思いながらベッドからとび起きた。

 

 

息子は私に電話やLINEをしていたようだったが、私は7時半に来るぎりぎりまで睡眠を貪っていて、熟睡していて気が付かなかったのだ。サイレントモードにもしてあるし…。

 

 

小6孫が発熱したので、7時半に弟をウチに連れて来れなくなった。しかし息子は6時半に家を出なければならない早朝出勤。やむなく連れて来たということだ。私に手渡すなり、慌てて職場へ向かって行った。

 

 

この5歳孫はウチに何度も来ているが、一人で来るのは初めてだった。8時半に園へ送るまで2時間近くある。7時半に来る予定が1時間も早く来たので、どう相手する?


 

この子は犬アレルギーで、愛犬ショータに触れないようにさせねばならない。幸いショータはまとわりつくことなく静かにソファで眠っていてくれたので、録画しておいた『ドラゴンボール』の映画を観させておいた。

 

 

映画を一緒に観て孫の相手をしているので身支度も何もできなかった。園で先生に手渡すだけだから、とりあえず洗顔だけしてパジャマ代わりのTシャツにエプロンをして、マスク(こんな時は便利!)をした。

 

 

1時間半の映画が終わってちょうど登園の時間となり、ダンナの運転で幼稚園へ送り届けた。

 

 

それから朝食をとり、身支度を整えて、早めに買い物に出かけた。息子は日曜日にお嫁さんの感染が分かった時点で、二日分くらいの夕食の献立を準備していたようだったが、それさえ用意する時間も無いので、お惣菜でも買っておいて欲しいとのことだった。

 

 

私は、いつもならもう一度眠りにつくような時間に起こされて頭の芯が眠い状態。身体もだるく、料理をする気力が無いので、今日はお惣菜で間に合わせてもらうことにした。

 

 

この日、息子は16時半に園へお迎えに行き、17時半には小6孫を医者に連れて行かねばならないので、早退して、5歳孫の面倒を見ることにしていた。

 

 

息子は、我々老夫婦の感染が心配で、孫との接触時間もできるだけ短くしたいようだったが、そんなわけにもいかず、小6孫を医者に連れていく間も5歳孫を預けて行った。

 

 

小6孫は陽性だった。2度目の感染!

 

 

わが市では感染者は発症日を0日として5日間の療養要請をされている。

 

 

水曜日は、6時半に5歳孫を連れてきて、息子はそのまま職場へ直行した。

 

 

5歳孫はワンコの居るリビングに入りたがらず、和室でオモチャを引っ張り出して遊び始めた。そして、7時ごろに『もう幼稚園へ行きたい』と言い出した。

 

 

息子に早めの登園の連絡をしてもらうようにLINEをしたものの、既読にならず、その間なだめながら、他の子供向け映画を見せた。案外食いついてくれたので、何とか登園時間まで過ごして、園へ送り届けた。

 

 

その日、病人たちに必要なジュースやポカリやゼリー、フルーツなどの買い物をした。午後からは手羽中を500gずつ2種類の味にして唐揚げを作り、キュウリの酢の物や、キャロットラペ、ナスのみそ炒めなどの副菜をつくった。トウモロコシご飯も炊いた。

 

 

夕方、息子が園へ迎えに行き、帰りにおかずを持って帰った。

 

 

お嫁さんや小6孫から「とても美味しく食べた!」というLINEが届いて、〈味覚異常は無かったんだ〉と安心したものだ。

 

 

木曜日は、朝、登園するまでママと一緒に過ごすことになり、我々は8時15分に孫を迎えに行って園まで送り届けることになった。

 

 

午後から、【ラタトゥイユ】を作ることにしていた。いろいろアレンジがきいて便利であろうと思ったのと、材料が豊富にあったからだ。量が多いので、我が家で一番大きなお鍋である蒸し器を使った。

 

 

材料は、タマネギ、ナス、ズッキーニ、ピーマン、パプリカ、カボチャ、トマト缶、野菜ジュース。いつもはほぼ野菜だけで作るのだが、今回はベーコンや野菜だしの素やケチャップを使って子供好みの味にした。

 

 

好みで加えられるようにソーセージのアルトバイエルンを別に焼いておいた。また、焼き立てのパンが合うだろうと早焼きで食パンも焼いた。

 

 

早い夕方には出来上がっていたのだが、息子から「時間に迎えに行けないので延長保育してもらうことにした」と連絡が来た。

 

 

聞けば「19時まで延長」というので、18時前に病人2人の家へラタトゥイユ献立の一式を運んでおいた。

 

 

金曜日は、ママもだいぶ回復したようなので、朝、次男家へ迎えに行って幼稚園へ送り届けて、夕方16時半に迎えに行って、次男家へ連れて帰った。

 

 

帰りの車の中で「今日からママと寝られるねん。パパと寝なくてもええねん」とずいぶん明るい顔で嬉しそうに言っていた。

 

 

ママから離れたことの無い5歳孫だが、状況を察して、我々にゴネることもグズることも無く、ずいぶん我慢をしていたようで、いじらしくもあり、成長したなぁという喜びも感じたことだった。

 

 

私はと言えば、二日続きで台所に立っていたので、まさに≪足が棒のよう≫になった。

 

 

また、日頃より2時間早い6時起床のため、入眠剤を服用して常ではない時間帯に就眠していたのだが、睡眠のペースが崩れたためか、身体の芯が眠くて、ずっと倦怠感があった。

 

 

何よりも、早朝に起きなければならないという心理的圧迫感がハンパなく、夜のパソコン相手のリラックスタイムや読書タイムが取れなったということが、生活ペースの一番狂った部分だった。

 

 

土曜日の今日、コロナ禍の家では、深刻な後遺症も無く、ほぼ正常の生活に戻ったようで、我々も解放された。役に立てたという満足感があるからなのか、案外はやく疲労感が抜けたように思う。

 

 

今日撮った境内の花と実の写真をアップしておこう。毎年同じなのだが…。

 

【アガパンサス】 最近アチコチで見かけるようになった南アフリカ原産の花。

 

 

 

【八重のクチナシ】消滅した花と枯れた花と未だ咲いている花と…左下矢印

 

 

 

同じ木に枯れたアジサイとまだ咲いているアジサイ左下矢印

 

 

きれいに咲いている花を残して剪定したアジサイの木左下矢印

 

 

 

【レモン】 鈴生りの予感。

 

 

 

 

【スダチ】 これも実がいっぱいだ。

 

 

 

【ユズ】 意外に実が大きい!

 

 

【温州ミカン】 収穫時の大きさに比べればまだ小さい実下差し

 

 

 

【イチジク】 色づいてくると次々と鳥さん達に食べられてしまう。

 

 

【ブルーベリー】 ほぼ全て鳥さん達に食べられてしまっている下差し

 

 

ダンナは「鳥やカラスのエサを育てているわけやないのに…」と嘆いている。