彼岸の入りの日にお墓参りに行った。
境内の大きなモクレンの木がいつも大量の花を咲かせて迎えてくれる。
木の元にはサルノコシカケが
ご先祖様(ダンナの曽祖父)のお墓
毎回、お花屋さんに電話して「お墓用を8束」と注文しておくと、おかみさんが適当に花束にしてくれるのだが、いつも盛りだくさんにしてくれている。スーパーの花束の倍以上のボリュームだ。
供花は一束900円。4基並んでいるから、合計7200円也!お盆と年末はもう少し高くなる。年4回のお花代は家計に大打撃だが、ご先祖様のおかげで我々の今日があるのだから…。
お寺の墓地に咲いていたシキミ(樒)の花
コブシ(辛夷)のつぼみ
一方、我が神社の境内ではツバキがボタボタと落ちているが、未だきれいに咲いている花もある。
どのアジサイの木も生き生きとした芽が伸びてきた
境内のジンチョウゲ(沈丁花)がこんなに(見苦しいほど)花を咲かせているのに
玄関前の沈丁花はスカスカでこんなにさびしい。けれど、匂いはこちらの方が強烈だ。
3月は「去る」はずの月なのに、一向に日が進んでいるようには思えない。コロナウィルスが収束されるのを今日か明日かと待っているからだろう。
それとも、時間に流されているだけのように過ごしているからだろうか?〈今の私の生活はこれでいいのか?〉という自問自答の毎日。2年前のローラーコースターのような生活から考えれば、隠居したおばあさんの生活だ。
〈いつ(孫守り)のお呼びがかかるかわからない〉という落ち着かない気持ちは相変わらずで、時間が出来たはずなのに一向にアクションが起こせない。始めてもすぐペースが乱されてしまうからだ。
テレビをついつい長時間観てしまったり、パソコンのゲームをしてみたり…、ただ時間を殺しているだけで一日が過ぎてしまう。細切れの時間をうまく活用する方法を模索中なのだが…。
リウマチの痛みがチラホラと出てきたので主治医に訴えると、「治療の効果はあるものの、病気自体はジワジワ進行していますから…」と言われた。
老いと病いの進行に不安を感じ始めて、このヤル気の無さは老人性ウツかも…なんて思ったりする。
木の芽立ちの今の季節は精神のバランスを崩しやすい時期だとか。寒暖差が影響しているらしいので、体調にも注意が必要な時期だ。
いずれにしても不要不急の外出は避けて、家の中で(得意だったはずの)一人遊びを楽しめたらと思う。
手はじめに読みかけの本を全て読了するようにしよう。