ストック好き | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

買い出しの日と決めている火曜日、スーパーとドラッグストアへ出かけた。

 

 

スーパーでは特に品切れしているものは無く、いつもの食品が普通に買えた。

 

 

残念だったのは、毎週スーパー前に出店するたこ焼き屋さんがコロナ影響での自粛のため1ヶ月のお休みに入ったことだ。

 

 

ドラッグストアでは、驚きもしないが、ペーパー類の棚はこんな有り様左下矢印

 

 

 

先日、大学病院のコンビニで驚いたのは、お菓子の棚、特にグミなどのお菓子を吊っていた棚が空だったことだ。〈なんでこれが?〉と理由がわからない。

 

 

今日買い物をしたスーパーではグミやキャンディ類が特に品切れしているようではなかったし、ドラッグストアでも紙関係の棚以外はいつも通りの豊富な品ぞろえだった。

 

 

ティッシュペーパーもトイレットペーパーもハンドタオルも、ウチには在庫があるので心配ない。

 

 

というのも、私はオイルショックの時に大変な思いをしたのがトラウマになっていて、あれ以来、これらの商品を備蓄するようになったからだ。

 

 

オイルショック英語: Oil shock)とは、不景気の通称で1973年(第1次)と1979年(第2次)に始まった(ピークは1980年)、原油の供給逼迫および原油価格高騰と、それによる世界の経済混乱である。

 

  • トイレットペーパー洗剤など、原油価格と直接関係のない物資の買占め騒動トイレットペーパー騒動・洗剤パニック[7]
  • 紙資源の不足から、週刊誌や漫画雑誌の頁数が軒並み削減され、小冊子程度の枚数となる。書籍では文字を小さくかつ頁内に多く収めるために行数が増やされるなどが行われたため、21世紀の書籍状況から考えると扱いにくい書籍が発刊された。
 
第1次のオイルショックの頃は英国で遊学中だった。どの店も入口に≪電気は点けていませんが店はオープンしています≫の張り紙があった。第2次の頃、1978年に長男が誕生、1980年には次男が誕生…と子育ての真っ最中だった。
 
 
その後、家を建てて多くの収納スペースを作って以来、トイレットペーパーは12ロール入りのものを6袋、5箱パックのティッシュペーパーを10袋は常にストックしておくようになった。今はショータのペットシーツも90枚入り3袋を切れば注文している。
 
 
ペットシーツに関しては、手に入らなければ大変困ることになる。ショータはトイレに敷いてあるペットシーツの感触を足の裏でキャッチしているので、そのシーツでなければ排尿排便が出来なくなるのではないかと心配だったのだ。中国製でもあるし…焦って早速ネットで注文した。
 
 
また、災害時のための備蓄というわけではないが、飲料用と炊飯用にミネラルウォーターもストックしている。1ケースが最安値になった時に購入しているのだが、現在、2リットルのペットボトル6本入りのケースが14ケースもある。いつの間に!
 
 
梅酒のCMではないが、「こうなっていると安心…」とばかりに、食品も含めてすべての消耗品を2個以上は予備を置いている。調味料の場合は、使わない間に賞味期限が切れてしまうことがあるので、予備は一つだけにしている。
 
 
先日、長男が手に入ったからとマスクをおすそ分けしてくれた。流通業で働く次男はデマのために紙製品が品薄になっているので、心配してウチの在庫状況を確認しに来てくれた。しっかり備蓄されているのを見て「さすが、オカン!団塊の世代というもんやなぁ」と安心して帰って行った。
 
 
しかしながら、最近、お気に入りの醤油が切れそう!とあわてて2本購入したのだが、年末整理の時に備蓄する場所を変更していてそこに2本の予備を発見!〈私がストックしてないわけがないよなぁ…〉と思いながらも把握できずにいた自分の老いを感じたことだった。
 
 
ダンナは、仕事で必要なモノでも、家にあるモノを手当たり次第に持ち出してしまう。【持ち出し禁止!】と大書しておいたバケツでもどこかへ消えてしまったことがあるし、勝手に持ち出された家の消耗品の在庫が切れそうになっている時がある。
 
 
ストックの有る無しなど御構い無しのヒトなので、ダンナの辞書には【補充する】という単語がない。ゆえに私は常に点検を怠ることが出来ないのだ。しかし、このペーパー品薄騒ぎで、ダンナは私の真価を思い知ったようだ。
 
 
思い起こせば、私の子供時代は貧しくて、お便所でやわらかい紙など使っていなかった。適当な大きさに切った新聞紙が置いてあり、それを手でくしゃくしゃと丸めて柔らかくして使っていたものだった。
 
 
今はウォシュレットが普及しているので、水分はペーパーでなくても古いハンカチやぼろ布で拭けばいいし、それをまた洗って使うこともできる。それに風呂場へ行けばいつでも暖かいお湯が出るのだからシャワーで洗ってもいい。
 
 
昔の暮らしの知恵を見直せば、今あるモノで十分快適に過ごせる方法が見つかるのではないかと思う。
 
 
前回のブログにマスクを洗って煮沸消毒していることを書いた。使い捨て用に作られているものなので洗うことによってマスクとしての効果は薄くなるそうだが、ハンカチで口を覆うよりは便利だろう。
 
 
あのマスクはあれから2回洗って消毒したが、まだまだ原型をとどめてしっかりマスクしてくれている。
 
 
100均でこんな除菌シート下差しが山のように積まれていた。もう少しすれば、マスクもペーパーも増産されて需要に追い付くことになるだろう。