ローラーコースターのような ① | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

ローラーコースターとはジェットコースター(和製英語)のこと。

 

 

【起伏が激しい】という意味で英語の小説などに良く出てくる表現だ。私のここ数ヶ月の生活で常に湧いてきたのがこの『ローラーコースター』という言葉だった。

 

 

気がつけば、最後のブログ更新からすでに1ヵ月も過ぎていた。〈今日は書こうあせる〉と何回思ったことか!しかし、パソコンの前に座ると睡魔が襲い、集中力も何もあったものではなかった。このあたりの経過を今日は書き留めておこうと思う。

 

 

1月に入っても次男の仕事は忙しく、以前は土日には解放されていたものの、研修など土曜日出勤や休日出勤で保育園も休みのため、一日中の孫守りの日も増えた。

 

 

年末にインフルエンザに罹った孫だが、年が明けてからは、大流行のインフルエンザに感染することもなく元気で登園してくれていて、我々も大きく体調を崩すことなく、お嫁さんのお腹の張り具合だけが心配の種の日々だった。

 

 

1月27日(土) 次男が研修と送別会のため朝早くから出かけるので、この日、孫は土曜日保育で登園した。スイミング教室の昇級テストの日なので早目に迎えに行って、我々が初めてスイミングスクールへ連れて行くことになった。

 

 

湿度の高い生暖かい部屋で、子供たちの家族が大勢、練習風景をガラス越しで見ながら1時間待っているのだが、ここはウィルスの温床のような気がした。昨年末、孫はここでインフルエンザに感染したに違いない。

 

 

この日、孫と保育園で同じクラスの女の子も一緒だったが、この子は次の月曜日にインフルエンザでお休みしていた。今回、孫が感染しなかったのが奇跡のようだ。

 

 

帰宅していつものように夕食、風呂を終えて母親の元へ連れていこうとすると、息子から「嫁さんの張りが強いので、寝かしつけもお願い」という要請。次男宅の2階の部屋で絵本を一冊読み聞かせたらすぐに眠ってくれた。

 

 

この頃、お嫁さんのスマホの調子が悪くて、1時間ごとに嫁さんから私にラインを送るようにして、届かない時には私が様子を見に行くことにしていた。ショップに行ける状態でもないので、いざという時の連絡用としてふとレンタル携帯を思いつき、私の名前でガラケーを契約した。もう少し早く気がつけば良かったのだが、それが次の日に届く予定になっていた。

 

 

心配なので息子が帰るまでそばに居ようと思っていたが、お嫁さんは「大丈夫です汗」というので…。この辺はお嫁さんは実の娘と違って難しいところだ。

 

 

1月28日(日) 血が混じったオリモノがあったので11時前に病院へ行ったお嫁さんはそのまま入院。まだ34週と3日(昔風に言うと8か月半)。予定日は3月なのでせめて2月半ばころまで持ちこたえてくれるといいのだが…。そしてこの夜から次男と孫の父子が大々的に引っ越してきてウチの和室で住むことになった。

 

 

1月30日(火) 月曜日は所用があって病院に行けなかったので、この日、午後から来客を予定していたものの、ダンナに送ってもらってとりあえず顔を見に行った。病院に着くころにラインをすると「トイレへいっておきます」との返事。病室近くまで来たら隣のトイレで赤いランプが点滅。看護師さんたちが駆けつけ、お嫁さんは車イスで陣痛室へ移動した。

 

 

ダンナい先に帰ってもらって、息子が到着するまで陣痛室に付き添った。午後の来客は、双方忙しい中で久しぶりにお互いの都合を合わせて会えることになっていたのにキャンセルせざるを得なかった。

 

 

お腹の張り止めの点滴などの副作用で呼吸の苦しさを訴えていたお嫁さんは、トイレでの出血でパニックになったようだった。その後徐々に落ち着いたようで、陣痛室から病室へ戻り、主治医曰く「不発ですね」とのことだった。

 

 

1月31日(水) お嫁さんから昨日の大騒ぎがウソのように落ち着いた印象のラインが送られてきた。

 

 

2月1日(木) ダンナに乗せてもらって(駐車料金も高く、病室にも入らないので)、私一人で差し入れと洗濯物を持って病室へ。ずいぶん落ち着いていたので、この調子で少しでも長く赤ちゃんがお腹に居るように頑張ってもらえたらと思っていた。

 

 

夕方6時前、お嫁さんから「陣痛室に移動」というラインが届いた。その後次男が病院へ駆けつけたらしく、9時頃に「破水した」の連絡。そして夜11時20分に2300gの男の子誕生。早産児なのでそのままNICUへ移動。

 

 

孫が1階で寝ているので私は2階のベッドへも行けず、息子が帰るまでリビングでテレビを観たりして待っていたのだが、帰ってきたのは3時半だった!息子と孫が移り住んで以来、私には不可欠の【十分な睡眠】が得られずにいるのに、その上にこの睡眠不足!

 

 

2月2日(金) 午前中は横になって睡眠不足を解消するつもりが全く眠れず、疲れで夕ご飯の支度も億劫なので、思い切ってお弁当を買いに出かけて夕食を確保。夕方保育園へ孫を迎えに行ったその足で病院へ。久々の母子の対面。席を外して二人の時間を持たせてあげた。私は待合室で、ダンナは外の車の中で。

 

 

2月3日(土) 節分なので、今年も恵方巻きを作ることにした。こんなに疲れているのになぜ?実はある人から大量の海苔をいただいたのだ。10枚入りが10パック!いくら頑張っても100枚は使いこなせない。ストレッチ仲間のお姉さま方に1パックずつおすそ分けしてもまだまだ大量に余る。長男も同じだけいただいたのだがどうしただろう?

 

 

その海苔を一度使ったとき、驚くほどの香ばしさだったので、中身は手抜きしてでも恵方巻きを作ろうと思っていたのだ。昨年作った恵方巻きはすし米をむっちりと詰め過ぎたことを反省し左下矢印

 

(昨年の恵方巻き。大きめのお皿)

 

 

今年は出来るだけ細く作るように工夫したら左下矢印6歳の孫も丸々一本を平らげてくれた。

 

(今年の恵方巻き。上に比べてお皿が小さい)

 

 

孫が自分の家とウチの家の豆まきをしてくれた。たった7粒しか食べられない孫は、我々が食べ切れずにいる大量の豆を喜んで食べて助けてくれた。

 

 

産まれた赤ん坊は早産児特有の問題はあるが、とにかく母子共に元気でお産が済んだ。ありがたい。

 

 

福は内!

 

 

明日は立春。