戌の年 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

新しい年も明けてすでに12日。

 

 

幸い孫のインフルエンザには感染しなかったが、年末にひいた風邪は長引いて年末も正月三が日も最悪の体調だった。元旦に一同会しての食卓を整えるのが年々負担になって、お正月が近づくと憂鬱になっている。そこへ今年は次男家族の世話で疲れ切っているうえに何十年ぶりかの風邪をひいた。

 

 

元旦のお膳は、4人のお姉さま方がそれぞれに得意の料理(筑前煮、金時豆、田作り、数の子、焼豚、ローストビーフ)を年末に届けてくださり、また当日のウチでの料理も長男のお嫁さんが頑張って手伝ってくれたおかげでいつも通りの御馳走に。

 

 

次男のお嫁さんは相変わらずお腹が張るので大事を取って会食は欠席。次男と孫が参加して長男家族といつも通りの元旦の新年会。孫たちは一つ年を重ねて、2人は4月から小学校に入学し、1人は小学3年生になる。来年には1歳近くになる子供が加わるだろう。

 

 

ずっと体調イマイチの中、頑張って年末を乗り越えてやっと次男が休める正月になったので、私は一刻も早くゆっくりしたかったのだが、孫たちが楽しそうにしているのに「帰れ」とも言えず、結局、ごちそうの残りを全てタッパーに詰めて皆が引き上げてくれたのは夕方も5時過ぎだった。

 

 

4日からは日常が戻った。お嫁さんの絶対安静に変わりは無く、今も月曜から金曜は【家政婦のババ】のお勤めの毎日だ。

 

 

こんな中で年賀状などとても書ける時間もないのに、今年は戌年なので、愛犬ショータの画像を入れた年賀状を作成するつもりで葉書だけは買っておいた。元旦になっても手つかずの葉書が机に置いたままだったが、届いた年賀状にせめて返事を書くべく、2日に年賀状作成に取り掛かった。

 

 

てっとり早く作ったのがこの年賀状左下矢印手間ひまかけずにショータの写真を使うことだけが目的だったので、出来上がりには少々不満足だが…。

 

 

 

2日の朝から3種類のデザインを作成して印刷を始めたものの、プリンターの設定ミスで18枚が汚れでボツに…!しかしながら、図柄と宛名の印刷を終え、それぞれ一言ずつ書き添えて、夕方には42枚を投函することができた!元旦以後に届いた残り8枚も52円で送れるギリギリの期日に投函できて、年末以来のストレスの種が解消された。70枚も買っていた葉書だが、無傷で残ったのは1枚だけ。

 

 

ところで、ウチのダンナは戌年なので今年は年男。8月には72歳になる。

 

 

イヌのショータとダンナはお互いに大の仲良しで、彼らの仲睦まじさはそばにいる私の心を和ませてくれる。コタツで昼寝をするダンナにいつも寄り添って、滅多に見せない寝顔を見せてくれる。

 

 

 

 

先週、ケージの中のショータは夜中に吠えてダンナを起こしてトイレに走った。私は全く気付かなかったが、ダンナは2回起こされて世話をしたらしい。ショータには滅多にない下痢と嘔吐で、少しおもらしもしたようだ。原因になりそうなことも考えられず、休診日だったので断食させて様子見をしていたところ、休日明けた頃に粘膜様の便が出たので、その便を持参して獣医さんへ連れて走った。

 

 

犬の粘膜便は、細菌に感染した時などに自衛的に腸をきれいにする働きで粘膜で排出するとのことだ。ショータも我々の風邪に感染したのだろうか。天敵の孫が毎日夕方にはやってきて【ボクのオトーサン】を独占されるというストレスも原因かもしれない。

 

 

今は便は正常に戻って元気ではあるが、まだ本調子ではないのか、夜は早くから奥まった場所で居眠りをしている。

 

 

 

東の方の老ワンコが年明けに亡くなった。ショータが老犬になった時に私があそこまでしてやれるだろうかという想いで、日々の介護の様子をブログで拝見していた。

 

 

7月には10歳になるショータ。〈どうかどうか元気で長生きしておくれ!〉と祈りながら声をかけている。