大阪へ 【前編】 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".


ブログの更新をせめて「賞味期限内」にと、一日おきくらいには書いてみようとトライしているだが…。


ほぼ二か月前の「関東行き」についてやっと書き終わったので、続けて先々週末に出かけた「大阪行き」について書き留めておこうと思う。


昨年と同様、先生との会食友人宅訪問をセットにして、大阪2泊の「癒しの旅(となるかどうか?)」を早くから計画していた。


会食の会場は大阪駅近くのホテル。自宅の最寄りのJR駅から大阪駅までは、新快速で45分足らず。県内で移動するくらい「近い」のだが、どうも大阪のあの喧騒は苦手なので、気軽には出かけられない。


先ずはその夜に宿泊するホテルへ。友人が会員になっている新大阪のホテルを予約してくれた。新大阪駅に降りるのは久しぶり。駅マルシェの開業だかなんかで構内はエライ人混みだった。


2時のチェックインタイムまでまだ時間もあったので、お昼を食べることにした。「これっ
」という店がなかなか見つからない。夕食はホテルでの宴会なので、お米を食べておこうとオムライスの店に入った。


14,5人しか入れない小さいお店で、入ってみて隣との距離の近さに驚いた。基本のオムライスのこのシンプルさ!味もフツー。




これで1000円!これなら何か買ってホテルで食べれば良かった。美味しそうなもの売ってるお店がずらりと並んでいたのに。でもまあ、私は外食が好きだからついつい


ホテルの部屋はゆったりとしたスペースで心地よかった。先生との会食は6時半からなので、それまでゆっくりと本を読んだ。

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雨に煙る新大阪駅




ガンを克服して生還された先生やカウンセリング仲間との1年ぶりの再会で、大いに飲んで食べた。2時間の一次会終了後は場所を移して2次会でお茶を。さんざん喋ってホテルに着いたのは10時。


今回のお泊りは二人。友人は翌日に予定があるので、今日中に話そうということになり、先にお風呂に入ってパジャマで話し始めた。


主に、昨年5月に卵巣がんで亡くなった勉強仲間の話をした。その友人はがん治療を拒否して緩和ケアを貫き、「生きた痕跡を残したくない」と、見事に整理をして逝ったということだ。


話をしてくれた元看護師の友人は、度々見舞いに行って話したようだ。その死に様があまりにも衝撃的だったので、長い間、人には話せずにいたらしい。


結局2時まで喋ってベッドに入った。いろんな思いが巡って、なかなか眠りにつけなかった。亡くなった友人は、男前で、「姐さん」と呼びたくなるような人だったので、彼女がそんな選択をしたことに違和感は無かったのだが…。


人がこの世から消えてなくなるのって簡単ではないなぁ。


真夜中の新大阪駅界隈