『お誕生会』行き | アブエリータの備忘録

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Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".


水族館に行った翌日、恩師のお誕生会に参加した。


カウンセリング講座を修了した後、実習したルームのスーパバイザーだった先生のお誕生会で、毎年3月に教え子が集まってお祝いをする。8年前までは毎年参加していた。


大阪駅近くの会場で夜6時半からスタートということだったので、出席の返事を出したときに、近くのホテルを予約しておいた。


大阪駅や梅田近辺のあの混雑が苦手で、よっぽど元気でないと大阪へ足は向かないのだが、日常から脱するために思い切って参加することにした。


この仲間の中でも特に仲良くしていた2人が、大阪や神戸在住にも関わらず、私とゆっくり時間を過ごすために同じホテルを予約して泊まることにしてくれた。


彼女たちとは、幹事を回り持ちにして年に一度一泊旅行に出かけていたのだが、私の体調が悪くなり始めて以来ストップしたままだった。今回のホテル宿泊はミニミニ1泊旅行ということで。


午後2時すぎにはチェックインして、ホテルでひとしきりお喋りし、ちょっと早めに出かけて会場近くをブーラブラ。そしたらこんな横丁が

 

色々なお店があってにぎやかな空間だったが、その近くに意外にも古書店が集中している一画があった。

http://www.hankyu-kosho.com/


4冊の定価を合計すれば6500円にもなる本を1700円で買えたのでホクホクだったのだが、重い本を持って歩くはめになった。いずれまた、ここへはゆっくり古書漁りに来たいと思った。


お誕生会に参加したのは17人。世代は40代から80代と幅広い。私はもう10年以上前にカウンセリング業界から足を洗ったのだが、多くの人はその後もカウンセラーとして活躍しているようだった。


先生とお会いするのは8年ぶり。言葉にしなくても【ぽんたさんはそれでいいんだよ】的なメッセージが伝わって、心がほぐれて温もってくるような感覚だった。やっぱり敬愛してやまない先生だ。


解散後は三人でホテルに帰り、それぞれの部屋へ直行。翌日もそれぞれの部屋で朝食を済ませて落ち合うことにした。夜型の人と、朝型の人と、その中間の人の三人なので、全員の準備が整うまで部屋でくつろいでいたのだった。同じ部屋で宿泊し、常に行動を共にしていた若い頃と違って、このスタイルが心地よい。


部屋からの風景 ビルの真下の線路を新幹線が通っていたが、頻繁に往来するわけではないので、回送車両だったのかもしれない。

 

チェックアウト後、梅田辺りをお喋りしながらブーラブラ。韓国ドラマにハマっているそんな三人のランチは韓国料理のお店。ビビンバ、チゲ、トッポギ、チジミ、etcをシェアしながら、韓ドラや韓国料理の話に花を咲かせた。


昼食後、喫茶店に場所を変えて、それぞれの近況報告や共通の知人の情報交換。「そろそろ…」と解散したのは夕方4時だった。


彼女たちは職業柄カウンセリングマインドを忘れない。だから日常の友とは「目のつけ所」がちょっと違う。シャープな意見の応酬となりながらも問題の本質に迫り、解決に向けてのヒントをあぶりだしていく。


出かけて行って良かった。癒やしの旅となった。「自分のありのままを認めてもらう」ことは大きな自信につながるが、自分で自分にOKを出せればもっといい。


この後、豊中のホテルへ移動。癒やしの旅は続く。