久しぶりの「お誕生会」をした。
「お誕生会」といってもちょっと御馳走を一緒に食べるだけ。
子供が小さい頃から、家族の誕生日には本人の好物や、いつもより御馳走の「ハレの日メニュー」を料理して、バースデーケーキ(数回は私が焼いたこともある)を食べるのが常だった。
巷でファミリーレストランなるものがはやりだした頃から、誕生日には家族で外食するようになった。
そして息子達が育ち盛りになった頃から、近くの美味しい焼肉屋サンでお腹いっぱいお肉を食べ、家へ帰ってからケーキを食べるというスタイルが定着した。以後、家では全く焼肉をしなくなり、焼肉は4人の誕生月に外食することになった。
家族の誕生月は、7,8,10,11月。上半期には名目がないので、バレンタインだとか、おひな祭りとか、新学期壮行会とか、梅雨の時期の体力増強とか…、何かと理由をつけて焼肉を食べる機会を作っていた。
みんなが気に入っていたこの焼肉屋サンは流行っていたにもかかわらず数年前に店じまいをしてしまった
このお店の替わりを見つけるために近隣の焼肉店を片っ端から試してみたが、未だ全員からOKが出る店を見つけていない。
しかし、息子達も20代後半からは、健康志向になり、和食レストランでの会食も喜ぶようになった。ここ数年はもっぱら美味しいお寿司や旬の魚を食べるスタイルになっている。
14日に息子達のお嫁さん二人の合同誕生会をした彼女達の誕生日は二日違いもうすぐ10ヶ月になる孫も一緒なので、割烹の座敷で会食した
極上のお寿司に旬の肴。美味しいものを食べるって本当に癒される
ホワイトデーでもあったので、ダンナは、チョコのお返しに高級チョコ(どんだけ高いチョコレートやねん)を、私はそれぞれに小ぶりのバースデーケーキを用意した。
いわゆるバースデープレゼントは無い。悩んだ挙句やめた。
私自身、これまでいただいたものはほとんど使っていないのだが、使っているところを見せなくちゃと気を遣う。
悩んで選んだものでもライフスタイルに合わなければ無駄になる。好みもある。かといって好きなモノを買いなさいとお金を渡すのもちょっと違う。毎年あれこれとプレゼント選びに悩むのはかなわない。
家族の顔が揃って、美味しいものを食べながらいろんなことを話す機会を持つだけでも良いかと考えた。
要するに、プレゼント考えるのが面倒なのでやめましょうということ。これはダンナとの共通意見なのだ(珍しく…)
みんなに「プレゼントは無しにして、誕生会にはできるだけ都合をつけて集まって、一緒に美味しいものを食べましょう」と宣言した。
息子達のサラリーではなかなか入れない店で大盤振る舞いするのも結構なプレゼントではないの
と思うことにしている