【国際離婚の最終手段:日本にかえるしかないという人のために】
ハーグ条約に日本は加盟していません。
ハーグ条約というものの存在、離婚を意識して、家をでて、日本に子供を連れて帰ってしまおうかと、考えていたときに、初めてしりました。
私は、知るのが、遅すぎました。
国際離婚予備軍のみなさんに、知っていてほしい。
ハーグ条約:
正式名:HAGUE CONVENTION OF 25 OCTOBER 1980 ON THE CIVIL ASPECTS OF INTERNATIONAL CHILD ABDUCTION
日本語:国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約
日本は、この条約に加盟していません。
だから、日本に子供を連れてかえることができるのです。
いくら、国際誘拐指名手配となっても。
日本の警察は、何もすることができません。
アメリカに引き渡すなんてことしません。
だから、日本に帰ってくることができるのです。
そして、日本にいる限り、安全なのです。
もちろん、日本が、この条約にサインをすることになったら、ものすごい数の日本女性が、それぞれの国に犯罪人として引き渡されることになるかもしれません。(それは、まず、ありえないといわれてます。フジモリ氏をかくまうぐらいですから。)
ひとそれぞれの離婚があります。
これが、最終手段だと思います。
私には、ここまでして、子供を連れて、日本に帰国しようという勇気がありません。
ハーフである子供が、たとえ海外に中学・高校留学したいと言っても、18歳未満なのでさせてあげることもできません。
パスポートを使用した段階で、父親の元に送られることでしょう。
一定の年齢になったとき、どうして、父親に会えないような、アメリカにいけないような状況をつくったのだと、私のことをうらむようになるかもしれません。
インターネットには、すべてでてきます。
一定の年齢になって、自分の名前をネットで、発見するかもしれません。
そして、自分は本当は、母親に誘拐されたんだと、発見するかもしれません。
インターネットの内容は、本当にひどいことが書いてあります。
犯罪者ですから。
私は、日本のタレントさんのことをあまり知らないのですが、とある、ハーフで有名なタレントさんも、そのひとりだそうです。
子供は、どう思うでしょうか。
中学生になった子供が、ある日、そのことを発見し、家出をし、アメリカ大使館にかけこみ、そのまま、父親のいるアメリカにもどったという話もあるそうです。
それしか、道はなかったんだと、自身をもって言える気持ちになれば、私もこの道を選ぶかもしれません。
でも、今は、まだ、できないです。
何が、子供にとって、一番なのか、難しい選択です。
加盟国一覧:
http://travel.state.gov/family/abduction/hague_issues/hague_issues_1487.html
上記の国にいかなければ安全だと考えがちですが、アメリカの場合は、国際指名手配となることもあります。
(ならない場合とは、親権を違反したというだけの罪)
その場合は、アメリカとの犯罪者の引渡し協定があれば、上記以外の国でも、危険があります。