ご飯は炊く 酒米は蒸すの | 福井の地酒 越の鷹

ご飯は炊く 酒米は蒸すの

 ふっくらと炊き上がったご飯、パスタみたいに湯であげたご飯、おもちなどを作るときに蒸す。 お米の種類も違うけど これ お米の給水率が違います


 難しい説明はしないけど

 炊いたお米の水分って だいたい65%くらいだけど 

 蒸すと 37%くらいなのよ。

 お酒の菌 麹菌(こうじ)が繁殖しやすい水分活性量は

 35~40%くらいだそうだ。

 

 それで 酒米は 蒸すのよね。

  他にも 白米を蒸気で加熱することで 澱粉を麹の生産する糖化酵素が、分解しやすいかたちに変えることが促進できたり お米の殺菌もできたりなどあります。

  この蒸しが 上手にできると「「外硬内軟」と呼ばれ表面に粘りが無く、内部までよく蒸されていて弾力のある状態になります。 だから 気温とか洗米とか気をつかいます。 

                   ↓

外側が溶けていると、コウジカビの定着の前に腐敗が始まる恐れがあって、また、内側に芯が残って

いると、米で一番良質のデンプン質を含んだ部分が、糖化・発酵しない可能性があるからです


  アルファ化 甑(こしき) 
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