みなさまこんにちわPITのNEMOIです
今日は午後から太陽も出て良い天気になりましたね
最近のライコ埼玉店PITはBIGバイクのカスタム以外に
スクーター(50cc~150cc)の点検修理が多くなってきました
段々暖かくなりスクーターに乗る方も増えてきてますね
しかし
スクーターは定期的なメンテナンスをしないと、
いざ走ろうと思ったら・・・・・・・・
エンジンが始動しない。キックペダルが戻らない。
アクセルを少し回すとエンジンが止まる。などなど様々な症状の
トラブルが発生します。
最近あったトラブルで一番ビックリしたのは、HONDAの某50cc
スクーターでセルボタンを押しても反応無しだったので、
ペダルの動きは最悪の状態でしたが・・・
キックでエンジンをかけました。
エンジンは始動できたのですが、なんとヘッドライトも
ウインカーもテールも全ての電装系が点灯しなかったのです
一瞬バッテリーって思いましたが、バッテリーが死んでいれば
セルに反応が無いのは分かりますが、エンジン始動後なのに
何も電装系が付かないのは不思議でした
結果はヒューズが飛んでました
昨日までは普通に走ってたのに~~ってお客様は言ってましたが
不調になるのは突然なんです
メンテナンスは必要なんです
そこで今日はスクーターの中で特に人気が高いPCX125の作業を
したのでご紹介させて頂きます。
こちらは交換後のフルードです。
基本フルードは無色ですが水分濃度が高くなれば次第に
黄色→茶色→黒 と変化していきます。
フロントマスターのエアー抜きブリーダーはこちらです
カギ穴横には連動システムのフルードカップが目視で見えます。
外装を外すとこんな感じです
連動側のエアーブリーダーはここ
それでは外装を外して行きましょう
ド真ん中のカウル(白)を外し、鍵廻りのカバー(クロ)を外しましょう。
続いて給油コックのカバー
小物入れカバーも外します
そうするとこんな感じです
ここまでで大体10分~15分でした。
慣れていればもっと早いかもしれませんが、
各外装にツメが多数あるので早いけどツメが破損した~
なんて事ないように慎重に作業しましょう
養生していざフルード交換作業スタート
フルード交換が終了したらエアーブリーダーに紙縒り(コヨリ)をいれて
脱脂します。
しかしここでもトラブル発生~
紙縒りを見ると分かりますが、ブリーダーの中がサビだらけです
こんな所にも雨などの影響がでるんですね
先端が尖ったピックツール等を使い丁寧にサビを落としましょう。
後は外装を元に戻して終了です
スクーターの修理&点検は是非ライコランド埼玉店にお任せください。
専任PITスタッフが作業させて頂きます