PCX125のフルード&点検 | ライコランド埼玉店 PITのブログ

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ライコランド埼玉店のPITブログへアクセス有難うございます!! ブログを通じて沢山の方にオートバイをカスタム&メンテナンスする楽しみやコツなどを伝えていければと思っています。目標としては「お客様自身がPIT内に一歩入った」感じのブログと思っております。

みなさまこんにちわビックリマークPITのNEMOIですニコニコ
今日は午後から太陽も出て良い天気になりましたね晴れ

最近のライコ埼玉店PITはBIGバイクのカスタム以外に
スクーター(50cc~150cc)の点検修理が多くなってきましたあせる
段々暖かくなりスクーターに乗る方も増えてきてますねアップ

しかし!?
スクーターは定期的なメンテナンスをしないと、
いざ走ろうと思ったら・・・・・・・・
エンジンが始動しない。キックペダルが戻らない。
アクセルを少し回すとエンジンが止まる。
などなど様々な症状の
トラブルが発生します。

最近あったトラブルで一番ビックリしたのは、HONDAの某50cc
スクーターでセルボタンを押しても反応無しだったので、
ペダルの動きは最悪の状態でしたが・・・
キックでエンジンをかけました。
エンジンは始動できたのですが、なんとヘッドライトも
ウインカーもテールも全ての電装系が点灯しなかったのですショック!汗

一瞬バッテリーって思いましたが、バッテリーが死んでいれば
セルに反応が無いのは分かりますが、エンジン始動後なのに
何も電装系が付かないのは不思議でした目

結果はヒューズが飛んでましたダウン

昨日までは普通に走ってたのに~~ってお客様は言ってましたが!?

不調になるのは突然なんですあせるあせる

メンテナンスは必要なんですビックリマーク

そこで今日はスクーターの中で特に人気が高いPCX125の作業を
したのでご紹介させて頂きます。グッド!


こちらは交換後のフルードです。
基本フルードは無色ですが水分濃度が高くなれば次第に
黄色→茶色→黒 と変化していきます。

フロントマスターのエアー抜きブリーダーはこちらです

カギ穴横には連動システムのフルードカップが目視で見えます。

外装を外すとこんな感じです

連動側のエアーブリーダーはここ


それでは外装を外して行きましょう

ド真ん中のカウル(白)を外し、鍵廻りのカバー(クロ)を外しましょう。

続いて給油コックのカバー



小物入れカバーも外します

そうするとこんな感じです



ここまでで大体10分~15分でした。
慣れていればもっと早いかもしれませんが、
各外装にツメが多数あるので早いけどツメが破損した~汗
なんて事ないように慎重に作業しましょう



養生していざフルード交換作業スタート



フルード交換が終了したらエアーブリーダーに紙縒り(コヨリ)をいれて
脱脂します。

しかしここでもトラブル発生~ガーン
紙縒りを見ると分かりますが、ブリーダーの中がサビだらけです
こんな所にも雨などの影響がでるんですね
先端が尖ったピックツール等を使い丁寧にサビを落としましょう。

後は外装を元に戻して終了です




スクーターの修理&点検は是非ライコランド埼玉店にお任せください。
専任PITスタッフが作業させて頂きます