神奈川の名勝地 城ケ島・三浦半島訪門 ~神奈川県横須賀土木事務所の事業を学ぶ | 澁谷耕一の毎日の出会いに感謝
11日、神奈川県の横須賀土木事務所を訪問し、小内所長に城ケ島公園等、三浦半島での県の事業をご案内いただきました。

城ケ島は、三浦半島最南端の小さな島で、この島の東半分を占めるのが「県立城ケ島公園」です。

公園の入り口から園路をたどり岬の先端へ向かうと360度の大パノラマが広がる展望台があり、房総半島や大島、伊豆諸島が一望できます。


城ケ島1_展望台からの眺望
神奈川県横須賀土木事務所の小内所長(右)と堀内管理事務所長(左)

当日は晴天に恵まれ、とても素晴らしい景色を楽しむことができました。
城ケ島2_ハマキスゲ
海岸に広がる草原には、「浜キスゲ」が美しい花を咲かせています。
海沿いの岩場は波に浸食された不思議な形の岩がたくさんあり、「こぐまのアクビ」や「眠れる魚」「巨大魚の化石」などの名前が付けられています。
子供たちの想像力をかきたてる、自然の遊び場です。

城ケ島3_城ケ島京急ホテル
島の西側には「城ケ島京急ホテル」があり美しい海の自然、相模湾の絶景の夕焼け、そして日本有数のまぐろ漁港の三崎港直送の美味しいまぐろ料理が楽しめます。


城ケ島4_津波階段
こちらは観光客などが利用する県営の城ケ島駐車場の高台に昨年設置された「津波避難階段」です。
高台に逃れるためのルートは他にも7箇所ほどありますが、津波避難用に造られたのは初めてとのこと。
約20mの高台の側面に設置された階段は108段、幅は約1.5mで2人が並んであるける広さです。
高齢者や身長差に対応できるよう、高さを変えた手すりが2本付けられ、数箇所に踊り場が設けられています。

「観光客も集まるこの辺は、大きな津波が押し寄せればひとたまりもない。目の前に設置されて心強い」と島の住人の方々にも評価をいただいています。


5_急傾斜地
城ケ島へ向かう前に立ち寄ったのは、逗子・横須賀・三浦の各市に点在する「急傾斜地崩壊危険区域」に指定されている箇所のひとつ。

近年、大雨による土砂災害や河川の氾濫などが頻繁に起こっていることから、藤沢土木事務所では「急傾斜地崩壊対策事業」に力を入れており、がけ崩れが起きないよう、コンクリートで壁を作ったり、枠組みを張り巡らしたり、コンクリートの壁にツタを張り巡らすなど、地形や地質の条件に合った方法で施工しています。


久里浜田浦線道路工事
こちらは、久里浜港から田浦町3丁目の国道16号を結ぶ「久里浜田浦線」の道路工事現場です。
この区間が整備されることにより、久里浜7丁目から横須賀インターチェンジまでの区間が繋がり、県道26号や衣笠十字路周辺の交通混雑の緩和が期待されているそうです。

道路工事の現場は初めてですが、圧巻の迫力でした!


6_懇親会

今回も様々な神奈川県の事業や素晴らしい観光名所を巡り、多くを学ばせていただきました。
小内所長をはじめ、ご案内頂いた職員の皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!!



城ケ島公園
三浦市三崎町城ヶ島
京急「三崎口駅」から、「城ヶ島」行バス20分「白秋碑前」下車、徒歩7分

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6599/p19710.html
 (神奈川県ホームページ)