レトロな青梅「映画看板の町」308
青梅 昭和の香り、レトロな映画の看板
私の子供の頃は、
どんな町にも映画館がありましたから、
泥絵の具で描かれた、映画の看板は
銭湯の絵と同様、見慣れた風景でした。
嵐寛の鞍馬天狗、1951年製作のモノクロ映画です。
右の「喜びも悲しみも幾歳月」
中井貴一のお父さん、佐田啓二主演です。
学校の映画鑑賞で観に行きました。
青梅駅の待合室
青梅の町は、駅の待合室から、
レトロな雰囲気に演出されています。
青梅線は、奥多摩駅が「氷川」と呼ばれていた頃から、
ハイキングなどで、利用していたのですが、
青梅の町を歩くのは始めてでした。
駅連絡通路の看板
「怪傑黒頭巾」の作者、高垣眸は
広島県尾道生まれの人ですが
青梅の高等女学校で教鞭と取る傍ら
少年倶楽部に
「豹(ジャガー)の眼」や
「怪傑黒頭巾」などを発表。
青梅には
「高垣眸・怪傑黒頭巾誕生の地」
の碑があります。
バスの停留所も雰囲気作りに一役。
「バス停留所」はマリリン・モンロー主演の映画です。
旧青梅宿の通りに沿って掲げられた
昭和の古い映画の看板群は、町おこしの一環として
市在住の看板絵師、久保板観さんが描いた映画看板を手始めに
明星大学青梅校の学生たちも、商店街の人達と連携し
映画看板の制作やレトロな町の雰囲気作りに参加、
青梅は「映画看板の町」として
知られるようになりました。
昭和31年の青梅・キネマ通り
撮影:宮崎 廷
(青梅駅構内の展示パネルより)
今もあるのでしょうか?
街角の映画館のポスター。
壁にポスターを貼らせる見返りに、
映画館からタダ券がもらえたようで、
うちの奥さんは子供のころ、
よく映画を観に行ったようです。
昭和を楽しむ三館めぐり
左)青梅赤塚不二夫会館 右)昭和レトロ商品博物館
昭和幻灯館
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