お久しぶり、れすとです。 死んでませんでした。
3月19~23日まで、東京・埼玉に行っておりました。
RAMというかつて音ゲーに曲を書いてた人が居まして、昨年アルバムをリリース。
しかしレーベルが解散し、リリースパーティーが中止に。
せっかくアルバムだ出たのだから、有志でリリースパーティーを行おう!
というTwitterの仲間が企画したイベントに、このたび参加してきました。
4泊5日、史上最大規模の東京埼玉の旅。
まずは第一部・前乗り一人歩き編。
どうしても東京やその周辺を一人で歩く機会が無いので、
前乗りがてら、思い切って1日増やして一人の時間を作った次第です。
⚪︎ 2014年3月19日(水)/6:45/自宅周辺 ⚪︎
前日、通話やらLINEやらしていたら気付けば午前2時。
当日、起床は5時。既に睡眠時間が3時間なのは確定。
当日、辛うじて時間通りに起きることができ、ブログも更新。
出発直前に腹を壊すことに定評のあるれすとさん。 トイレへ。
まだ間に合う!と思いダッシュで家を出ると目の前を通り過ぎて行くバス。
これに乗り遅れたらアウトですよ!というバスにあっさり乗り遅れる。
バスがよく来る古町まで全力疾走。
既に疲労困憊。結局、タクシーを拾い、ことなきをえる。 市内で過呼吸状態。
出発2分くらい前に到着。
既に翌日の筋肉痛が確定したような中、バスは出発。
全く寝られぬまま、越後川口へ。お土産とお茶を買い、再びバスへ。
その後も睡眠時間の割りに眠くならず、そのまま埼玉の上里SAに到着。
ここでは何も買わず、バスへ戻る。 11時過ぎ、川越的場到着。
予定より早い到着。 これはゆっくりできそうだ。
駅の近くまで歩き、そう言えばSuicaって財布のどこ入れたっけなー、
下手すりゃチャージしないとなーと思い、ポケットに手を入れる。
財布が無い。
カバンの中も探したけれども見つからないのです。言ってる場合か。
道端でありったけの荷物を出しても、どこにも無い。
とりあえず、来た道を引き返して落ちてないか探すが、見当たらず。
キャッシュカードもクレジットカードも全て財布の中。
冷や汗というか、血の気が引くとはまさにこのこと。
予備の財布を見たら、50円くらいしか入ってませんでした。 使えねぇ。
しかし、大昔、何があってもいいようにということで、
バッグの奥に1000円札を入れておいた事を思い出す。
しかし、ここは異国の地。1000円で日曜日まで過ごせるわけもない。
まずはバスの会社へ電話。
まだバスが帰ってきて無いというので、折り返し電話してもらうことに。
続いてサービスエリア。 NEXCO東日本のお客様センターに電話。
スマホでよかったですと思いましたね、番号調べられましたもん。
こちらも折り返し連絡くれるとのこと。
しかし、もし仮に越後川口に落ちていたとして、見つかっても手放しには喜べない。
取りに行く手段が無いのだ。
1000円で行ける範囲などたかが知れている。
まず折り返しが来たのはNEXCO東日本。 特になかったとのこと。
早くも残る頼みの綱はバス内に落ちてたということに。
とりあえず、最悪の事態を想定して、警察のある駅まで歩く。
霞ヶ関という駅まで歩き、とりあえずバス会社からの連絡を待つことに。
もしこれでダメなら警察に行って、あとはどうしよう…。 既に頭は真っ白。
携帯も既に40%を切り、予備バッテリー含めてもとても持たない。
急きょ友達の家に長期間泊めてもらうしかないか…? いや厚かましすぎる。
となると、残るは日曜のバス出発まで川越で遭難生活…。
何が怖いって、可能性が無限大にあることなんですよね。
最悪新潟の越後川口SA、次が埼玉の上里SA、バスの中、川越的場降りてから…。
拾われたら完全に終わりですからね。
的場から霞ヶ関まで歩き、さらにどこか落ち着ける場所は無いかうろうろ。
予定の13時をとうに過ぎてもまだ連絡が来ない。
結局、神社の塀に腰掛け、あとはもうか見に祈るしかないい。
天気もどんよりした曇り。とにかく降らない事だけを祈る。祈りっぱなしですな。
ようやく一本の電話が入る。 とにかく、いい知らせであることだけを祈る。
「バスの中にあったそうなんでー。 」
うおおおおお! まさかの食いつないだ!!まだ俺にも運が残っていた!!
こういう時の電話って大抵最悪な知らせしか来ないですから…。
背もたれと座席の間の隙間に潜り込んでいたらしい。
営業所まで取りに来てくださいと言われ、承諾したはいいものの、残金は1000円。
調べたところ、650円で行けるらしい。間違いは許されない。
○ 霞ヶ関→池袋→富士見台/14:00 ○
川越到着から約3時間、ようやく移動開始。
まずは東武東上線で霞ヶ関→池袋へ。その後西武池袋線に乗り換え、富士見台駅へ。
残金400円。 まだまだ予断は許さない状態が続く。
飲み物すら買えない状態で、ひたすら見知らぬ住宅街を歩き続ける。
朝のバス乗り遅れからの猛ダッシュや、財布落としてからの捜索、
更に警察まで歩いて行ったりしたんで、既に足が痛くて仕方がない。
それでも財布を求め、歩き続ける事20数分、ようやく営業所を見つける。
「 身分証明書とかお持ちですかね? 」
俺 「 いやー…全部そん中なんですよねぇ。 」
中に入ってる免許証の住所と俺の言う住所で確認してもらい、
数時間振りに俺の財布と再会!
お帰りぃぃぃぃぃ! 会いたかったよぉぉぉぉ!
まだ何も始まってない中、既に心も体も疲労困憊状態になる。
家を出て9時間、走ってバス乗って電車乗って歩いただけで夕暮れを迎える。
続きます。
ようやく下書きも終わり、全三部・トータル11話の予定でお送りする予定です。
ここからしばらくは音ゲーネタだらけになるんでご了承を。
さて次回は、疲労困憊の中、俺が見たものとは。 次回もお苦しみに!