こんばんは、Restです。
東京遠征篇、第2回目です。 今回も長文+マニアック注意。
SLAKEという、音ゲーに曲を書いている人が居ます。 好きな作曲家の一人です。
長らく表舞台に出てこなかったんですが、突如復活、
このたびCDを出しましてなんとリリースパーティを行うとのこと。
またと無いかもしれないこの機会に、東京音ゲーオフと兼ねて行ってきました。
なお普段は極力趣味の記事は控えてるんですが、今回は書かざるを得ないので
バンバン載せていくことをあらかじめご了承ください。
前回までのあらすじ。
深夜バス→仮眠のダブルパンチで初日から俺の腰がブレイクスルー。
Twitterのフォロワーさんと合流し、ゲーセンへ。
そしていよいよ本編・リリパ会場へ向かったのであった。
○ 2012年4月22日(日)/17:00/渋谷・SUS ○
会場で、荷物をロッカーに入れるも鍵が締まらねぇと慌てる二人(というか俺)。
300円ということに気づき、200円追加。 勝手に100円と勘違い。
そして先ほどドリンクチケット500円分を買ったのに
上着に入れっぱなしという事に気づき、再びロッカーを開けると、
ロッカーさん300円をペロリ。
「 おめ゛ぇの300円ねぇからー! 」 みたいな。 すっげーヤな顔するれすとさん。
会場では、
「 物販コーナーでグッズを買うとその場でSLAKEがサインしてくれる 」 という
この上ない企画までご用意。 それも開場から開始までの1時間のみ。
なんと1人1人椅子に座って話しまでしてるじゃありませんか。
グッズは買うつもり無かったんですが、まぁ買いますよね。
俺も急だったのでまとまってなかったものの、ちょこっとお話させてもらいました。
俺 「 クラウディーミュージックだったか、クルーディーミュージックだったか、
あれ大好きです! 」
SLAKE 「 クローディーミュージック、曇った音楽ね。 」 【 CLOUDY MUSIC 】
敢えて曲名を読み間違えることでより深い印象を
与えることに成功したんじゃないですかね! えぇ負け惜しみですとも!!
ネガポジティブ。 俺の英語力を恨みましたね。英語力というか常識というか。
さて、何名かTwitterのフォロワーさんと合流したりしてる中、いよいよスタート。
始めはi popという方。
この方は今日のDJ陣の中で唯一音ゲーとは無関係なので、
そういう意味ではアウェイです。
しかしながら、最初からMETALGEAR SOLIDという古い音ゲー曲、
具体的に言うなら1998年の曲をかけ、初っ端から会場はヒートアップ。
そして初代beatmaniaのラスボス曲・20,novemberという曲がかかると
開場はいきなり最高潮。 伝説の曲の大合唱は気持ちよかったですね。
今もあのゲームは愛されてるなぁ、と感慨深かったです。
その他にも音ゲーの曲をふんだんに盛り込み、客がSLAKE好きということを
分かってる選曲で会場を盛り上げました。 見事アウェイ感を吹き飛ばしました。
二番手はRemo-conという方。
beatmaniaIIDXへの楽曲提供を中期から断続的に行っており、
TECH DANCEというジャンルが得意なコンポーザー。
ズンドコっぷりがさすが現場映えする。 流石の本格派。
選曲も、本格派な物から自らの音ゲー曲まで色とりどり。
三番手はkors kという方。
正直、最初どこでRemo-conさんから切り替わったのか分からなかった。
この人もbeatmaniaIIDXを始めいろんな音ゲーに曲を提供しています。
音ゲー的に既存曲も多いはずですが、UstのDJ中継とか見てても思うんですが
あまり媚びた選曲をせず、音ゲー曲は多用しない印象。
相変わらず、良くも悪くも自分の姿勢を崩さないなーと思いましたね。
良くも悪くもと書いたのは、音ゲーマーは割とこういうクラブに
精通していない人も多いと思うんで、そういう人には敷居の高い選曲かな、と。
まぁ俺自身がそう思うだけですが。 あと客煽りはさすがの芸。
そしてここで休憩。
夜行バス、椅子寝、立ちっぱなしで音ゲー、そのままノリノリパーティーと
元々弱い腰が既にご老体状態。 楽しみつつ、死に体です。
後半戦。 四番手はnouvo nudeという方。
初代beatmaniaの3rdだけに曲を提供し、以後13年間に渡って
特に音沙汰無い状態が続いたのち、突如のアルバムリリース、
続編であるbeatmaniaIIDXにも初楽曲提供とまさかの復活劇を果たした人。
選曲的には大人しめでしっとりめ、いい意味で次への箸休め。
勿論、その3rdで書かれたいくつかの曲は大人気だったので
それらがかかると大盛り上がり。 静と動なら、後半戦は静にノる感じでした。
そしてラストは本日の主役・SLAKE氏。
元KONAMIの社員であり、beatmaniaの後期サウンドディレクターでした。
その後、続編のbeatmaniaIIDXでもしばらく楽曲提供してましたが、
13thを最後に6年ほどほぼ姿を見せなくなる。
【 正確には先述のnouvo nudeとは違い各コンポーザーのアルバムに
リミックスを提供していたりしており、全くの音沙汰なしというわけでは
ありませんでした。 】
選曲的には音ゲー曲は全く無く、
あくまでリリースパーティーということもありCDからの選曲が殆どでした。
殆どのクラブミュージックがそうでしょうけど、一度現場で聴いちゃうと
次CDで聴いても物足りなくなってしまうのでは、
と心配してしまうようなライブ映えする楽曲の数々でした。
終了後、ステージから降りて客席側を通って
本日の主役、顔を隠しながらの退出。 シャイおじさん全開でした。
会場の好意からか元々そうなのか知りませんが、
閉会後も歓談しててオッケーという事なのでしばらく会場に残って雑談など。
既に腰がブレイク状態の俺。
後ろの方には先ほどライブに出てたRemo-conさんとkors kさん、
そして客として来ていた現行beatmaniaIIDXコンポーザーのL.E.Dという方が
ファンの人たちと一緒に話していました。
ステージもそうなんですが、今回はこういう距離の近さが好印象でした。
手袋さん 「 夢のような光景ですね…! 」
俺 「 なんか、あまりにも普通に目の前に居るから違和感ないんですが、
少なくとも新潟じゃあり得ない風景ですからね。 」
全 「 ハハハハハ! 」
そして、手袋さんはL.E.Dさんと写真を撮ってました。
一般的な歌手とか芸能人とは違うんで、分かる人にしか分からない写真です。
続きます。
本当にレポート風な上に、長すぎて小ネタ入れてる余地がありませんでした。
そして一応今回の本題であるリリパが終わって2話消化、残り3話と言う配分が
おかしい気もしますが、いつもの事です。
さて次回は、いよいよデート(!?)がスタート。 次回もお苦しみに。