ご訪問ありがとうございます
旅のつづきです。
ガイドさんが並べてくれたフィンを前に
私は大急ぎで
彼女達に私の海のトラウマ を
つまりは 海が苦手で
入りたくない言い訳をザックリ話しました。
２人共
「それは海嫌いになっちゃいますよね～」
と共感してくれたものの
「でも パラオですよ パラオ
ココまで来て海に入らないなんて もったいないですって」
「そうですよ えりこさん さっ 行きますよ」
彼女達は手慣れたもので ささっと準備。
「夜のシュノーケリングは初めて～」
なぁんて はしゃぎながら
海に ドボン！ ドボン！
ガイドさんはとっくに
素もぐりであっちの方へ行っちゃってるし
「う～ん 確かにここで１人で待っててもなぁ…」
みんな 私を待ってる感じでもうあとにひけない
「え～～い
」
と覚悟を決めて
でも そ～っと海に入りました。
四半世紀ぶりです。
全身 海に浸かるのは。
ガイドさんがしゃこ貝（パラオの名産）を持ち上げて
「こんなのがいるから見てごらん」
とジェスチャーで海底を指差しました。
彼女たちは 「へえ～」 と感心し
泳ぎながら 手渡されていたライトを
上手に使って潜っていました。
が 私にはそんな芸当 ぜったいムリ
海 真っ暗で やっぱり怖いし
顔をつけない立ち泳ぎなので
フィンがうまく扱えなくて
思うように動けないし
マスクもしてたけど
だって怖いから 息 止めてたし
シュノーケリング用具は
私にとって じゃまなだけ
次々ポイントを変えて
海のお散歩を楽しむ彼らに
ついていくだけで精一杯なのでした。
それでも
「わぁ～ 夜光虫だ～～ すご～～～い
」
の歓声に 思い切って
ちょっとだけ潜ってみました。
「えりこさん 見えました
夜光虫」
と聞かれて
「う うん （５秒ほど）
きらきら光ってた（気がする）のがそうだよね
」
「キレイですよね～ 感動～～
」
夜光虫 ちゃんと見て
私も彼女達と一緒に感動したかった
のだけが心残りかな(Ｔ▽Ｔ;)
あとはずっと
（やっぱり私 海は合わない
もう早く上がろ～よ～！）
と心で叫んでました。
やっとシュノーケリングが終わり
私はヘトヘト
フィンも自分で脱げない有様でした(・・；)
そして 帰り。
ガイドさんは出発時よりさらにアバウトで
「あっちに明りが見えるでしょ。あそこに向かってね(^ -)」
って 指示 それだけ。
私から見て 明りはいくつか見えて
どれが ”あそこ” だか
まったくわからなかったのですが
彼女たちのカヤックは先に
「はぁ～い」と出発しました。
私とガイドさんのカヤックも続けて出発しましたが
彼女達もやっぱり
”あそこ”をちゃんと把握してなかったようで
私たちのカヤックとは全然違う方へ向かっていました。
それを見ても ガイドさん
「あ～ あっち行っちゃったか～」
って笑ってるし。
まぁ 海上にはさえぎるものは何もないし
月明かりでよく見渡せるから
「どうにかわかるでしょ」
という軽～い感じ。
私がオールで漕ごうとしたら
「Ｓｔｏｐ」って止められました。
どうやら 「漕がなくていいよ。」
と言ってくれてるみたい。
ちょっぴり悪いなと思いながらも
お言葉に甘えることにしました。
オールね 結構重いんです。
水の抵抗もあって
漕ぐのは思っていたよりかなりハードで。
行きに漕いでいた時は
「これは明日 絶対筋肉痛だな」
と思いながらも
私がガイドさんの前の席だったこともあって
休むことなく漕ぎ続けました。
腕がきつかったけど
休んじゃ それこそ悪いような気がして。
休憩所で彼女たちに
「えりこさん 偉いっ
ずっと漕いでましたね。
私なんて疲れて休んじゃった。」
と言われたりして。
「そうだ。 こんな風に疲れきっていても
いつもムリしてがんばっちゃうのが前の私だ。
こうやって助けてくれる人 いるんだよね。
もう なぁんにもがんばらなくていいんだよね。」
サポートしてくださる方々に囲まれていることに感謝しながら
日常でもつい最近 「もう がんばるのはおしまい」
と友人と確認したんだっけ。
そしたら
「今のこのひと時をゆっくり楽しんじゃおう」
という気になって
すご～くゆったりした気分になれました。
海風も心地よく 月明かりがまた綺麗で
彼女達も方向転換して 無事帰還。
ガイドさんが途中ちょっと寄り道して採ってくれた
パラオにしか咲かない白いお花を
私たちにプレゼントしてくれました。
「日本語だと ”ゆり” ね。 いいかおり。」
こういうプレゼントって 嬉しい
花を右に差すか左に差すかは意味があります。
Ms or Mrs
私も彼女達と同じく ”ミス” にしちゃった^^
ナイトカヤック
オールは重くて 疲れて
海は怖くて
後で見たら
クラゲに当たったような傷が出来ていたけれど
参加したことにまったく後悔はしませんでした。
ガイドさんは優しくて
彼女たちは楽しくて
シュノーケリングはともかく(＾＾ゞ
スーパームーンを最高のシュチュエーションで感じられて
本当に参加してよかったです。
彼女たちとはパラオ滞在中に
また改めて再会することになるのですが
その話は また改めて(o^-')b
つづく
サポートを求めましょう
あなたは今まで多くの人を支援してきたのでしょう
でも逆に 支援されるのが苦手なのでは？
木も１人で立っているようで
太陽や土や雨…
様々な力のサポートを受けています
実や樹脂や木陰…
ちゃんと誰かに与えています
お互い様で成り立っているのです
遠慮せずサポートを求め受け取り
また次は与えて
助け合いを循環させましょう
男性 支援を受ける 女性的な生き方へ
気力体力 共にたくましく
これまで男性的に生きてきた方がよく引くカード
今まではその生き方でも良かったかもしれませんが
身体的な不調を感じているならば それは
もう女性的な生き方に変えた方がいい
気力より体力を優先して！というサインです
統率力 行動力 決断力などリーダー的な要素や
紳士的な誠実さはちゃんと残ります
男性的な生き方と女性的な生き方
両方の経験は豊かな人間性の幅となるでしょう
苦手だと思いますが 人からの援助や手助け
特に男性のサポートを素直に受け取りましょう
