この写真を見てどう思いますか? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。


 この写真を見て皆さんどう思いますか?

 これはフェイスブックのお友達のタイムラインから拾ったもので、出所やどのような状態で取られたのかは定かではありません。

 でも、このいたいけな子供に銃口を向けているこの写真を見て、私は涙が出て止まりませんでした。

 この子に何の罪があるのでしょう?

 この子がいったい何をしたのでしょう?
 
 大人の力でも十分にこの子を押さえつけることができるのに、どうして銃口を突きつける必要があるのでしょうか?

 この子を守ってやる大人はいないのでしょうか?

 こういう残酷なことを止めさせようとする人はいないのでしょうか?

 腹立たしくて、可愛そうで、本当にやるせない気持ちでいっぱいです。
 
 FBのコメント欄に「この写真を見て涙が止まりません」と書き込んだら、この写真をアップした友人が「井上先生>お孫さんのことを思われたのですね」とお返事をいただきました。

 そうです、孫がこのような目に合わせることは絶対にしたくありません。

 国会では集団的自衛権を認める認めないとか、左巻きのお花畑の住人が憲法9条を守ってきた日本人にノーベル平和賞をという動きもしているようですが、私はこの写真を見てもう一度言って見ろ!と声を大にして叫びたい心境です。

 戦争があるとこういう痛ましいことが各地で起こります。

 だから戦争などしてはいけないのです。

 ここまでは右も左もないでしょう。でも、ここから先が違います。
 
 戦争に国民を巻き込まないためにも、国家防衛を国民の手で手厚く施すことが必要なのです。

 ハルクホーガンに喧嘩を挑む人はいますか?
 
 アブドラザブッチャーをからかう人はいますか?

 佐々木健介に面と向かってお前の女房はブスだと言えますか?

 誰もしないと思います。

 その後の反撃が怖いから。

 昔、高校生だった息子がチンピラに絡まれてカツアゲを食らったといっていました。その状況を聞いてびっくりしました。息子たちは野球部で4人だったそうです。
 
 ところがチンピラは2人しかいなかったのですが、息子たちは逆らいもせずにお金を渡したそうです。
 
 息子も当時、身長は175センチはありその他の野球部員も体格の良い子供たちでした。決してひ弱ではなかったのです。

 でも、お金を渡したことに激怒して、「お前たちはプライドってものがないのか!」と叱ったのです。
 
 すると、息子は「僕たちが喧嘩に巻き込まれると野球部が大会に出場できなくなってしまうから我慢した」というではありませんか。
 
 そのチンピラたちは、息子たちが船橋でも進学校で野球部ということがわかって数的には圧倒的に不利にもかかわらず因縁をつけてきたと思われます。

 もし、息子たちがいつでも反撃ができるような状態であれば、数で劣るチンピラも絶対に因縁をつけてきていなかったと思います。

 これが安全保障の考え方です。

 日本が大東亜戦争末期にアメリカ軍の一般国民に対する絨毯爆撃を受けたのも、日本にその反撃する能力がなかったからです。
 
 日本が広島と長崎に原子爆弾を落とされたのも、日本が核兵器を持っていないことを米軍が知っていたからです。
 
 もし、日本に反撃をされる可能性があれば、自国民の安全を保障できないために普通の国ではそういう攻撃をせさせないために戦時国際法で一般市民に対する無差別爆撃は禁止していたのです。

 でも、反撃される心配がなく、これ以上アメリカ兵の犠牲を出したくない米軍は戦略爆撃ということで、日本の都市に無差別爆撃という殺戮を繰り返しました。

 ドイツにも爆撃を行いましたが、初めは軍事目標を中心にし相手が反撃できないとわかるとドレスデンのように一般市民に爆撃を行いました。

 北朝鮮という吹けば飛ぶようなちっぽけな国の動向をアメリカが気にしているのは、北朝鮮が核兵器を持っているからです。

 ここまで話を読んでどう思いますか?

 最初の写真をもう一度見てみてください。
 
 やくみつるや森永卓郎が外国が攻めてきたら、両手をあげて降参して命だけは助けてもらえばいいと発言していますが、そしたら私たちの子供たちがこのような目にあわされる可能性があるということをどう思うのでしょう?
 
 私が世界で一番大切な孫がこのような目にあわされることは絶対に避けたいと思っています。
 
 皆さんも守るべき人や守りたい人が必ずいると思います。
 
 そのために自分の命を投げ出すことも厭わないと私は思っています。

 それが国家防衛であり、安全保障なのです。

 法律の解釈云々で延々と時間を浪費する前に、この写真を見て自分たちの子供をこのような目に合わせないために何をしなければいけないのかを考えることが先決ではないでしょうか。

 地球の裏側まで戦争をしに行くことになるというバカがいますが、ペルーで人質になった人たちを命を懸けて救うのは同朋しかいないのです。

 反対している人の家族が人質になったら自衛隊が何もできないとわかるときっとわめき散らして何とかしろということでしょう。

 北朝鮮に拉致された人たちを救い出せないのは、憲法9条があるからです。

 話し合いで帰ってこないのは30年以上たっても5人しか取り戻せなかった事実を見れば明らかでしょう。

 隣の韓国が乗客の安全などほったらかしにして船長をはじめとする乗組員が自分の命だけを見て、大勢の子供たちを見殺しにするような国だということが、今回の不幸な事故で十分にわかったでしょう。

 日和見主義のオバマ大統領もCHINAの膨張政策に対抗するために、一度撤退したフィリピンに空母が寄港できる場所を作ることを発表しました。

 アジアの情勢は憲法を改定するまで待てないような状況に来ているのです。

 自分の大切な人をこの冒頭の写真のようにしないためにも、日本男児が立ち上がり女子供を体を張って護るようにしなければならない時に来ています。

 663年の白村江の戦いで敗北した日本は唐と新羅の連合軍の日本侵攻の危機にさらされました。

 すると天智天皇は対馬から壱岐、博多、瀬戸内海そして近畿地方までの防衛線を築きます。

 いまこそ日本を責めるべきだという侵攻論が高まっていた唐も日本の防御ラインの構築状況の情報を入手し、侵攻をあきらめ、友好政策に変換しています。
 
 もしあの時に、日本は武装もしませんよ、丸腰で平和を愛していますよと高らかに謳っていたらどうなったのでしょう?

 歴史は「イフ」を想像する楽しみがありますが、これはすぐさま恐怖になる想像になりますね。

 日本が強くなったら誰が嫌がるか?

 CHINAと北朝鮮です。本当なら韓国は日本が強くなる恩恵を受けるのですが、個々の国のおかしなところですがそれを警戒しています。

 きっと日本人が真実の歴史を知ったら自分たちの金づるが無くなり、損をすると思う人がいるのでしょう。

 最後にもう一度冒頭の写真を見てください。
 
 もしあなたの子供や孫がこのような目に合ってもあなたは憲法9条を守りたいですか?