宇宙クリケット大戦争 (河出文庫)/河出書房新社
¥918
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100万年前の(偽の)地球に降り立ち、ヒッチハイク・ガイドも投げ捨てて
洞穴でひとりのアーサーのもとに、
ある不死族の男がやってきた。
生きていることに飽き飽きしはてた彼は、ある目標を立てていた。
そんな彼は言った「アーサー・デント。このあんぽんたん。」

と言われてさらに数年。
5年前に別れたフォードに再会する。
彼がいう近づいてきた時空の裂け目に飛び込むと
今度はなんと地球が爆破される直前のクリケット場に…。
そこに現れたわかつて知ったるスラーティーバトファースト。
彼は全宇宙を破壊する種族が復活するので、その阻止の手伝いをアーサーとフォードに頼む。

…50Pもたってないのに数百万年の時を超えたかと思うと
またえらい距離を行き来する。
時間も距離もすっ飛ばし、再会と宇宙戦争の阻止に
またも巻き込まれたアーサー。

……5年間のぼっち生活のあとでこれって…誰か労ってやって;;
アーサーの孤独が笑うしかないほど悲しい;;
3巻目も果てしなく大きいスケールで行われる小さい人たちの話でしたw
マーヴィンのうつ病が絶体絶命のアーサーたちを助けたり、
トリリアンが(またすごい偶然で再会する)一人敵を言いくるめちゃったりと
これでいいの??!!と突っ込まずにはいられない。

なんか突っ込みのいない銀魂に見えてきましたよ…。

それにしても今回さらっと空を飛ぶ方法を身に着けちゃったアーサーですが、
空を飛ぶ方法として公式に教えられてる方法が
「高いところから飛び降りて地面に落ちそこなえればいい」って
なんて親切な説明だ!

でもちゃんとトリリアンを勇敢にも助けたし、
成長はしてるんですね。ちょっとうれしいです。

とにもかくにも。
ドタバタするしかないSFコメディ。
とりあえず本編はこれにて終了、だそうです。

残り2作は番外編とか。

アーサーの幸せくらいま見届けたい。

【銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ 過去感想】
 銀河ヒッチハイク・ガイド
 宇宙の果てのレストラン




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