宇宙の果てのレストラン (河出文庫)/河出書房新社
¥821
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先日映画版でも一通り騒ぎました、銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ原作2作目です。
今度はしつこいヴォゴン人に追われ、
紅茶いっぱいでいっぱいいっぱいで逃げられない「黄金の心」号が攻撃され、ちりぢりに。

はっちゃけたアホ、元宇宙大統領のゼイフォードはひいじいさんの霊に導かれて
過去、自分の記憶を消した自分と向き合うことに…。

と思ったらポケットの中に黄金の心号が…
とおもったら宇宙の果てでおいしいごはん…
とおもったら今度は宇宙的アーティストのパフォーマンス用宇宙船と太陽に…
とおもったらなんと過去の地球に…。

はっきり言う、
じっとしてろ!!

…無理ですね。

次から次へと押し寄せる「そんなアホな」な展開。
ゆっくり読まないとついていけませんが、ついっていったところでどこに突っ込めばいいのか。

真面目なハードSFと真逆の意味で頭を吹っ飛ばされます。

つまりは面白いってことで。

今回はフォードがよくキレてます。
温厚で真面目な常識人という適当なイメージが覆されて楽しめました。
アーサーは頑張れ。頑張ってるけどね。
普通にむちゃくちゃ孤独なはずなのに、そう思う暇もない。
考えてみればそれはそれで幸せなのかも。


【銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ 過去感想】
  銀河ヒッチハイク・ガイド



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