胡蝶の失くし物―僕僕先生/新潮社
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ほのぼの中華ファンタジー第3作。

国の暗殺組織「胡蝶」より僕僕先生の暗殺の任を負う男・劉欣。
新登場キャラでは彼が白眉です。
自分を育ててくれた養父母をこよなく愛する暗殺者とは。
闇を背負っていても根本が腐ってないのがいいですね。

短編形式の作品で、少し話をまたいでのなんと仲間入り。
王弁とは正反対で、しばらくいがみ合いそうですが…仲良くしてくれるといいな。

さて薄妃ちゃんはというとなんと哀しい、というか空しいことに・・・。
石碑に縛られてしまった女神さまとほんのりと通じ合った女心。
見事に・・・;;別れの切なさを返せ!!

王弁は相変わらずどこかゆるゆる、されど芯が出来上がってきた感じです。
僕僕先生を一途に思い付き従い、下心もしっかり持ちながら
仲間を思いやって、周りを和ませているのがいいです。
ま、一番トラブルを連れてきてるのは変わりませんけど。

仲間が減ったかと思うと増えたり、帰ってきたりと大所帯になってきました。
次の旅はどこに行くのかな。

そしてこの旅はどこかへ行きつくのでしょうか?
気になってきましたw


【僕僕先生 過去感想】
 僕僕先生
 薄妃の恋



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