不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)/西尾 維新
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「きみと僕の壊れた…」と舞台を変えて、

今度は黒猫さんの男装の従妹、迷路ちゃんの登場。


学園も変わり、櫃内くんとは違う壊れた姉弟が登場。


非日常を求める、偽物の変人串中弔士くんの毎日は

時計塔から姉が墜落したところから変わる。

姉の遺体を見て一週間寝込んだ弔士は、男装の変人先輩、時計坂迷路と共に犯人を探すことに。


西尾維新によくある歪んだ子どもっぽさと半端に悟った視点が今回は居心地が悪かった。

善悪なんて言ってもムダ。間違ってても止められないし止める気もない。

動機があって、考えついたから実行する。

途中からキャラが将棋の駒に見えてきました。

誰も止めないし、止まらない。意志はあるけど事態を止めない。


で、誰も止めようとしてないと思ったら、やっぱりか。

そんな結末が待ってました。


面白かったけど、こいつら嫌いだww


【世界シリーズ過去感想】

    きみとぼくの壊れた世界