ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫)/トマス ハリス
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ハンニバル・レクターの誕生秘話。

両親と妹、信頼できる家庭教師、温かい家庭で育まれていたハンニバルの精神は

どのように歪んでいったのか…。

「肝心の」内容は上巻では明かされていませんが、その分秘められた恐怖に冷えます。

両親を戦争で失い、妹をナチスに協力した男たちに…多分…。

そして叔父と、日本人である叔母に引き取られます。

いじめっこや愛する叔母を侮辱した男への

冷ややかな鉄槌には背筋が寒くなると同時に爽快感が(笑)。


そしてドイツ協力者たちへの復讐も始まるのか。

楽しみになってきました。


ハンニバルという存在は理解はできないですが畏敬を感じてしまいます。ほんと魅力的です。



【シリーズ過去感想】

 

レッド・ドラゴン