レクター博士初登場したシリーズの下巻です。
- レッド・ドラゴン 決定版〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)/トマス ハリス
- ¥819
- Amazon.co.jp
内容(「BOOK」データベースより)
ウィリアム・ブレイクの描く「大いなる赤き竜」に自らを重ねて残忍な犯行に及ぶ男、ダラハイド。
新聞記者を生贄にして不敵な挑戦状を叩きつける彼と
それを操ろうと企むレクター博士に、グレアムらは翻弄される。
だが一人の盲目の女性との出会いを機に、ダラハイドの自我は二つに分裂を始めた。
レクター博士が登場しなかったのでインパクトは薄味でした。(笑)
かなり猟奇的なことをしてるんですけど…あれ?
犯人のダラハイドに好きな女性ができて
人間らしい…というか「普通」な感情が生まれてきたのは
ベタながらよかったです。
でも後のシリーズにくらべると完成度はまだ低めかと。
レクター博士の強烈さがハリス先生の真骨頂と思います。
あとは「ハンニバル・ライジング」です。
ホントに寡作です…;;