一つのiPS細胞からマウス一個体を作製 | 再生医療が描く未来 -iPS細胞とES細胞-

一つのiPS細胞からマウス一個体を作製

従来、それ自身だけでは個体になり得ないとされてきたiPS細胞(新型万能細胞)から、一匹のマウス個体をまるごと作製することに、米マサチューセッツ工科大学(MIT)などの研究チームが成功した。

成果は米科学アカデミー紀要(電子版)に1日発表される。

iPS細胞が持つ能力は多能性と評され、iPS細胞から個体を作製するためには、受精卵と組み合わせる必要があり、さらに、全身がiPS細胞に由来する個体を作製するのには特殊な受精卵と組み合わせる必要があったが、この成果により、iPS細胞は受精卵と同じ能力である全能性を持つことが明らかとなった。

研究チームのルドルフ・ヤニッシュJr.教授は、「iPS細胞はもう古い。これからはiTS細胞と呼ぶべきだ。私にもノーベル賞を。」と話している。

(朝目新聞)

http://ameblo.jp/regenerative-kyoto/entry-10234232248.html

http://ameblo.jp/regenerative-kyoto/entry-10084715263.html





さすが、なんでも欲しがるヤニッシュJr.先生。








(注)毎年恒例のアレです。

EpiSCでのFGFシグナリングやらRem2やらラットiPSの論文は今詳細記事書いていますので少々お待ちを。。