九州縦断釣行記⑥ | AVET/アベットリール専門オンラインショップ

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アベットリール専門のオンラインショップを開店しました。アメリカ生まれのAVETリールに魅せられた店長からのメッセージ。メンテナンスやカスタム関係の記事が多いかも。

東京の大学に通う獣医の卵の裕二郎さんによる 

九州縦断釣行記 連続掲載 第6回目。

九州での雷魚釣り 最終日の様子 釣果はどうか!








8/30のお話

結果から言うと全くのボーズでした!完敗です。
兎にも角にも今回は鬼のようなタフコンディション。ガイドの友人も「今回はただの苦行だ」と言うくらい。

ただ、朝は良かったです。キャストに慣れてきたこともあり、こんなコンディションでも10回弱バイトをもらい、うち2回はフックアップまでしました。
結構大きいのもかかりましたが、残念ながら完璧にフッキングが決まっておらずバラしてしまうという有り様。こりゃフッキングをもうちっと上手くならんといけませんね。運もあるとは思いますが。


その後、気分転換の為、大きい野池に行きキャストの練習。
次の日から始まるソルトの釣りのために遠投大会をしました。
今の僕は、アベットでフルキャストするとまず間違いなくバックラッシュします。
前から重ねて言っていますが、アベットでのキャストゲームは慣れないと難しいです。サミングテクニックに自信がある人じゃないとなかなかフラストレーションが溜まると思います。


で、そこそこ良いキャストが決まるようになってきた所で切り上げ。
午後も雷魚に少し出かけましたが、反応が悪すぎて集中力も切れ、バックラッシュの嵐。全く釣りにならない。
即帰りました。

まさか雷魚でこんなにコケるとは思わなかった。県をまたいで色々なポイントを攻めましたが、しっかり釣果をあげたければそれなりの技術が無いとやっぱり難しいんだな~と実感。雷魚素人が行って何本も釣れるのは過去の話。

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8/31のお話


今朝も早くに起きましたが大雨で釣りは断念。
初っ端からこれでは、この先の旅もなんだか暗雲が立ちこめます。
ガイド宅を去る準備を終わらせ、さて帰るか。という局面で、雨足が若干弱まります。ガイドから
後悔のないよう最後30分でも竿出すか?」
との提案。これがこの先の運命を決めました。
僕もこのままで帰るのはあまりに不本意。

釣れなくてもいい。せめてバイトだけでも貰って帰りたい!

と考え本当に記念のつもりで竿を出す事に。
ポイントに着いて
1投目、、、出ない。
2投目、、、良いところを引くも出ない。
ドラマは3投目に起きました。

浮き芝のエッジを引くために本命ポイントより遠くにボチャンッと遠投。
本当はもっと小さい着水音が理想ですが、まぁそのポイントは捨てているので問題なし。
ゆっくり引いて本命ポイントにフロッグを誘導します。
もうすぐ本命ポイントに差し掛かるその時。ちょうどフロッグが僕から見えない位置にありましたが
バフッ!
という音と共に何となく糸が動いている。
出たのは間違いない!多分ルアーもしっかり咥えてる!!!
これが最後のチャンス!
と考え渾身のフッキング!!!


乗ったぁぁぁぁああ!

あとは夢中で巻きまくる笑
お決まりの、ファイト中の記憶が飛ぶ、と言う現象が起こったので、ファイトに関しては特に何も言うことがありません。と言うか言えません。笑
最後に3メートルくらいの高さをリフトしてランディングしたのは覚えています。ロッドのバットパワーは信頼していました。
あがってきたのは一昨日の子より少しサイズアップしためちゃくちゃ綺麗なこの雷魚です。





やっぱこう言うのがあるから釣りはやめられないですな。1日中頑張って釣れなかったのに最後の日に3投目で釣れちゃうなんて。。。
まだまだ良いポイントはありましたが、ここで欲を出しても仕方ない。潔く竿をしまい勝ち逃げします。この潔さが良いポイントを良いポイントのまま残してくれると僕は思う。叩きすぎはNGです。