AVET/アベットリール専門オンラインショップ

アベットリール専門のオンラインショップを開店しました。アメリカ生まれのAVETリールに魅せられた店長からのメッセージ。メンテナンスやカスタム関係の記事が多いかも。

NEW !
テーマ:

先日メンテナンスを引き受けて

 

 

メンテの実況記事を書かせて頂いたお客様から

 

 

嬉しいお便りをいただきましたので共有致します

 

 

○~○~○~○~○~○~○~○~

 

マサさん


お世話になっております。

本日受け取りました。
巻き心地が復活しました!
ありがとうございました。

今月末にバラムツを釣りに行きますので、早速そこで復帰戦とさせていただきます。

またぜひよろしくお願い致します

 

○~○~○~○~○~○~○~○~

 

簡単なお便りですが

 

この繊細な感覚をお持ちのお客様から

 

お褒めのお言葉を頂き

 

言葉以上の嬉しさをかみ締めています

 

次回メンテも気を引き締めて対応致します

 

 

 

話は変わりますが 赤のSXJが入荷したのでご興味があれば

 

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

横須賀や平塚や茅ヶ崎に偵察に行ったのですが

 

写真一つ取らずに帰るのが惜しくなって

 

あちこちうろうろした帰り道に

 

取った写真です

 

実は 雲が人の顔に見えたので急いで車を降りて

 

パシャリ

 

今顔がどんなだったか確認したのですが

 

ちっとも顔に見えません

 

【茅ヶ崎にて】

 

 

雲はどんどん形を変えるので

 

瞬き一つで 別の姿になってしまいます

 

今の瞬間を大切に生きなさいと 雲に教えられた思いです

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

今日は先日お受けしたメンテの実況です

 

 

 

 

お客様によればオフショアでのジギング利用で約1年程

 

内部メンテを行わないままとのこと

 

お客様のご申告では『巻き心地が悪くなった』

 

『フリースプールでの回転が悪い』とのこと

 

 

 

1年触っていなければやり甲斐があるだろなと思ってお引き受け致しました

 

 

 

 

さてリールの外観から

 

・既に1年ご利用になっているとは思えないほどの美しさです

 

・小キズや擦り傷はどうしても避けられないものですが不思議不思議...

 

・きれいに使っていただけるのは嬉しいので外観は☆5つです

 

 

 

 

続いて分解に取り掛かります

 

・中も信じられないくらいビューテホー

 

・釣り物によりますが、ジギングだと塩水が隙間に入ることが多いです

 

・自分の場合も2回に1度はリール内部を確認していますが、

ジギングではほんとうに少量ですが塩が入り込むことがあります

1回は僅かでも積もり積もって1年経過すれば

かなりの量になっていても不思議ではありません

 

 

・ところが1年使用後のお客様のリールはこれがゼロでした

 

・但し後から写真を載せますがリールフットやハンドルなどには塩害が...

 

 

 

内部の汚れの具合

 

・購入後全くメンテナンスしていないのでお馴染みの茶色の

グリスがギア周辺にはベッタリついています

グリスの盛り方は日本人的な感じ...

いつものアベット純正の盛り方にしては丁寧すぎですがこんなこともあるんだ...

 

 

 

・薄くて小さいワッシャがポロリ...

分解を進めたところ、どこからともなく小さいワッシャがパンに落ちました

おかしいなと思いつつ進めていくと

ブレーキディスクにこんな模様が....

はい皆さんお気づきかもしれませんが、小ワッシャがブレーキパッド表面について

いたため、ドラグをかける度に隙間に挟まれた小ワッシャがブレーキディスク表面に

擦れて写真のような模様をつけていました。

 

なんで気が付かないのかって.......!

マサでも気が付きませんね

 

先ずワッシャが超薄いこと(ノギスでの実測値は0.2ミリ)

カ-ボン製のブレーキパッドの表面はフレキシブルで

小さいものがひっついても一体化してわからなくなります

 

 

分解後発見した問題点

 

・ハンドルのリテイナー取り付けネジの穴から粉がふいています

塩の結晶ではありません。アルミのさびは白色で塩と見分けが付きませんが、

これは明らかに片側だけ錆でした。

この部分の錆が進むと、ネジの先とハンドルが一体化して分離できなくなり、

一方ネジの頭に近い部分は時々海水と接しているので、次第に錆が進み、

ついにはネジ頭だけもげてリテイナーごと外れたりします。

 

 

・リールフットの周辺に錆が発生

まだまだ全然軽い症状ですが、やはり穴の1個に白い粉が...

錆はネジ穴の奥まで進んでいないのでこの段階で厳重に錆を止めます

 

若干ですがネジと本体やネジとリールフットの隙間ができるため、

そこに塩分が滞留して、表面処理【アルマイト処理=酸化皮膜処理】が

行われていないネジ穴部分に錆が進んでいきます。ご存知電蝕のいたずらです。

(ネジの金属がステンレスのため電位差が生じます)

 

 

白い粉を取り去り、溶剤で洗浄し、超音波洗浄を掛けます。

乾燥したら当店自慢の防錆剤CorrosionX(コロジョンX)のリンス

錆の進行を防止します。当店では更にヤマハ純正のグリスで隙間を充填します。

これは2年ほど経過するとかなり減容するので、その頃までには1回メンテしてくださいね。

 

 

*このブログをご覧のアベットファンの皆様

ご自分のアベットもリールフットのネジ穴に塩分が溜まっているか一度ご確認ください

塩分を取り去ってグリスで充填するだけで大いに違いますので!

*ネジ穴や隙間にコロジョンXを浸透させると防錆の効果は全く異なって来ますが....

ダメなのは塩が溜まっていてもそのまま長期間放置してしまうことです

 

 

 

・ピニオンベアリングの交換

 

ベアリングが壊れたリールにあるようなゴロゴロ感はほとんどありませんが

お客様は『なんだか変だ』とお感じになっておられるとのこと

 

確かに軸が若干ブレており、回転が渋いのはわかりました

ので、いずれにしてもピニオンベアリングを交換することにしました。

それではシールを開けて確認して見るッペ...

 

 

ということで古いベアリング(右)と新しいベアリング(左)です

右の古いベアリングはグリスが古くなって変色しています。

軸のブレがなければグリスを洗浄して柔いグリスを少量注して終了する

ところですが....

 

お客様に関してマサがすごいなと思ったのは、一般的にはベアリングが破壊され

ゴロゴロ・ゴリゴリしてからメンテ依頼を受けることがほとんどなのですが、

このお客様のリールは外見も触った感触もこれといって問題を抱えているとは

思えなかったことです

 

それでもフィーリングがおかしいからということでメンテのお申込みを頂きました

 

ところが開けてびっくり

 

 

いやいやマサはまだまだ修行が足りていませんわ

ほんと今回のお仕事は勉強になりました

もっと感度を高くしていかないと....

 

 

山田さんに座布団3枚外してもらいますか....

 

 

 

リールのオーナー様には ☆5つです

 

 

 

・ギアの溝奥についた古くなったグリスの塊

主にメインギアの溝の最深部にグリスの古くなった

小さい塊が沢山ついていました

 

溶剤に何度も漬けても取れないので細いピンで1ケ1ケ取り外します

1年のブランクはやはり長いかもしれません

 

 

この塊を取り外したところギアの回転の滑らかさがめちゃくちゃ改善しました

 

 

1年間経過してほとんど内部には塩が入り込んでいなかったので、

塩分対策としてのグリスは極力使用せず、回転維持のためにグリスとオイルを

最小限使用しました。

 

 

・フリースプールの回転について

ポロっと飛び出した薄ワッシャは有るべき場所に挿入しました

ワッシャが入っていないことは僅かに回転の抵抗が増加する要因です

マサの推理ではブレーキパッドについていたワッシャが時々剥がれて

ブレーキディスクとブレーキパッドの隙間でより大きな抵抗を生じる

ことがあったのではないかと思っています

 

また、ドラグ性能も小ワッシャが隙間から外れたことで滑らかさが違っています

 

 

・その他もろもろの対応

いろいろありましたがここでは省略します

 

 

今回のメンテ実況は以上です

色々と面白いメンテでした

アザッス

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)