AVET/アベットリール専門オンラインショップ

アベットリール専門のオンラインショップを開店しました。アメリカ生まれのAVETリールに魅せられた店長からのメッセージ。メンテナンスやカスタム関係の記事が多いかも。


テーマ:
天候不順で うみも やまも 行かないことになりました

ライトショアジギングなら いけるのにとか

20日に空きがでたという連絡を頂いた大町の山奥の

温泉宿は前から行きたかったところで 

その雰囲気を味わうだけでも 天国並みなのに とか

いろいろ思いますが 

狙ったチャンス が 最高のコンディション以外は

次のチャンスを待つタイプの マサ です 






今日も メンテ話です




驚くほど綺麗にお使いのリールでした

こんな症状改善を求めて リールを送っていただきました
JXラプターの黒 当店でTノブにしていただいた
お客様からのリクエストです




【不具合の症状】

1)プリセットをある程度 入れ込み、
レバードラッグをいれてもドラッグがゆるくて
ラインが出てしまう(いつもよりドラグ値が弱い) 

2)レバーでドラグをいれるときに重い
(ストライクで8キロくらいのドラグ)



よくある パターンです
リールの内部に溜まっている カーボンの粉を
すべて 綺麗に取り去り、カーボンディスクの表面の
カーボンの粉を 吹き飛ばします。

簡単な方法は カンスプレーのブロワーで
表面を掃除する方法です。

写真では ラプターのカーボンの表面から
黒い粉を飛ばしているところ。

リールのケース内に粉が残っていると
また同じことになるので 
必ずカーボンの表面と ケース全体を
掃除してください。

この際、カーボンの粉が生じる特別な理由が
あ時は その原因を解決しましょう。



ブロワーで粉を飛ばします




そしてこれは 金属の ブレーキディスク2枚
間に入っている カーボン製のブレーキパッド は
取り外してあります。

よく見ると 表面に錆が 浮き出ています。
ここまで錆が出てくると 


ドラッグを効かせる ⇒ カーボン表面を削る


ということになってしまい、事前にいくらカーボンの
粉を取り去ってもドラッグが効くたびに 
黒い粉が 大発生して  ドラッグシステムの
表面の摩擦力を落としてしまいます。


症状2の「レバーを入れる時に重い」
というのは、ブレークディスクの表面がカーボンの粉で
滑っているので 少し位の圧をかけても 
要求するドラグにならないので、より多くの
圧力をかけるため更にレバーを押し込むことで
レバーが重くなります。

つまり症状1を解決すれば自然とレバーは軽くなる.......

また、これはゴリ巻きするのと一緒なので、
ベアリングへの負荷が高くなって、ベアリングが壊れた
という別の症状に繋がることもしばしばありますので
注意してください。


このお客様は 大変 感性を研ぎ澄ましている
感覚の鋭い方とお見受けいたしました。
そして釣行ごとのリールの挙動を
腕や指、ラインの動きを通して観察されて
なんだか変だと感じておられる。


リールの中を見なくても 何かしらの 異変に気がついて
メンテを求めて来られています。


本件に対して 当方のご提案は
金属製の 2枚のブレーキディスクと
カーボン製のブレーキパッドを一括交換すること。


2枚の金属表面を綺麗に磨く方法もありますが、
このお客様のように 感覚を研ぎ澄ましておられる方には
適当な対応ではすぐに見破られてしまいますネ。


また、部品を新品に交換する際に
グリスをカーボンの表面に薄く塗って
ウエット方式にすることを提案します。

その理由

● このお客様は釣行時にリール内にかなり塩分を
取り込んでいることがわかりました。
そのため一部の部品を新品に変えても
全く同じことが起こり、錆がカーボンを削ることで ドラグが
効かない事態に戻り、事態がループする可能性が高い

●そのためドラグ表面に塩分避けの グリスをごく少量塗って
仮に塩分が侵入しても 錆が生じにくいような対応をする
但し、高熱で水分が飛ぶと変質するカルシウム系のグリスは避けて、
一般的なリチウム系などを使うことを条件とする

更に 5回に1回程度は リールを分解して
ブレーキパッドと ブレーキディスク表面の状態を確認することで、
表面処理するグリスによる防錆が効果を発揮していることを
ご確認いただく。


今回のメンテはいかがででしたでしょうか









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名古屋の W様 から なんとオーバーホールの

インプレ+姉妹店の トゥルースリールの 

SM(スターマグ)のインプレを頂きました。 



同じ記事を トゥルースリールの ブログにも

あげようかと思案中です。




以下本文です



○~○~○~○~○~○~○~○~○~○~
  
【JXとLXのオーバーホール  のインプレ】

マサさん、
JX、LX受け取りました。

オーバーホールお願いしてよかったです。
ダメだった方のJXが劇的に良くなって、感激です!
メンテは自分で全部行うことが目標ですが、
「オーバーホール」はまた別物かな、と。

プロにお願いする価値のある技ですね。



【解説】上の写真はMCシステム
(=マグブレーキのことで、写真の小さい丸ノブを回転することで
効果を調整できるようにしてあります。
この写真は、MCシステムをバラバラにしたところ。
黒くて細い 6角レンチが刺さっているのが丸ノブで、
今回このノブのネジが潰れて回転させられなくなったため
システムを破壊して 取り外し、その後無事に修復しました。)

痛々しいバンソコ😢





【トゥルースリールSM  のインプレ】


さて、
トゥルースリールSMを使用しました感想を
併せて報告させてもらいます。


はい、これ、
びっくり!です!!


2回程試投してきました。
タックルとしては、ライト気味な扱いです。



>1回目
実戦仕様にて
アカメ竿9.7f+SM+メインPE5号+リーダーナイロン80ld×15m、
ポッパー60g、垂らし短、無風、夜、グローブはめて


→飛距離80mはいってるでしょう(ハンドル105回転前後)



>2回目
飛距離重視にて
アカメ竿9.7f+SM+メインPE5号+リーダーナイロン80ld1ヒロ半、
ポッパー60g、垂らし短、無風、夜、素手


→飛距離120m?!いってる?まじすか?(ハンドル140回転が最高投的)



>総括
・スプールだけの回転ではそれ程回らない印象だが、
回り始めると、回り続ける。
しかしながら、重い感じ。
いい意味で。
日本の軽い、さーって、ずっと回ってるそれとは別印象。
軸ブレのなさがわかる。
内部バックラとは無縁。



・とにかく、ハンドルの遊びがない。

・ノーマルなのに渋い、本体は小さいのに、
ハンドルはグリップしやすい実戦向きの大きさ

・ハンドル回りの接続がゴツくガタが起こりにくそう

・割と糸巻いた方が、スプールサミングはやりやすそう(印象)

・ブレーキ調整が難しい、細かいことは出来ないかも?(印象)
→これからいろいろ試してみます

・ブレーキかけ気味でも良く飛ぶので、ゆるゆる設定はする必要がない

・スタードラグだが、魚掛けてからの対応がしやすい大きさと、
形状に工夫がなされている。にくいね!

・慣れたら凄そうです。100m飛ばせれば、釣りの幅広がるでしょう。



なかなか実釣出来ないのがなんですが、
まずは、コメントさせてもらいました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

W

○~○~○~○~○~○~○~○~○~○~○~○~


影竿様の磯竿に載せていただいたところ
ご利用いただいてますか?



名古屋のW様
 

コメントありがとうございます

ベイトキャスティングリールで遠投なら SM です。

キャスコンついてますので バックラしにくいのは

姉妹店の MC 付き アベットとおなじです。



SMなら へたくそなマサでも平均100m以上の遠投できます。




キャスコンの調整は はっきり言って難しいです。

ただ、うまく調整出来た時は惚れ惚れする遠投ができます。

これはかなり慣れが必要です。  マサはだいぶなれました。
 


スプールの質量が圧倒的に小さいので 

より軽い ジグでも 飛ばしやすく

コントロールしやすいリールです。



ブリッジがない特異なスタイルは 

格好良いだけではありません。 

何度か飛ばすとブリッジをなくした効果を実感できます。

ブリッジレスはスプール周りで発生するラインの

うねりの影響を減らす効果があり、

初速を維持しやすいためです。




これは リールが入っている 布ケース

布ケースだと保管中や移送中に生じる衝撃が
吸収されるので 販売店も助かります。


当店ではこんなトゥルースリールを
これからもどんどん販売します




トゥルースリール創業者の WES SEIGLER は世界中のユーザーの
希望を集めて新製品の開発にあたっています。



この夏にはLGN(ラージゲームナロー)を発売し、
来年には OS (外洋でのカジキなどの大型魚向けソリューション)を、
その次はBF(ビッグフライ)
BFはターゲットを GT 、ターポンなど特にハイパワーとスピード性能を
両立させる必要のある スペシャルなソリューションと考えられます。

 
ますます 面白くなってきた トゥルースリール 

これからもよろしくお願いいたします!!

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毎度です


今日もメンテの話題から。


JXラプターとLXラプターのユーザー様から
メンテナンスのご相談を頂きました。



LXは普通のメンテだけですが、JXは困った問題が....。



『MCシステム(下写真の右側の水色のテープが

貼ってあるマグのこと)をいじっていたらイモネジ

の山を舐めてしまい復旧できません』


というもの。
このユーザー様はMCの効果を弱くした場合の
目盛りの1がお気に入りです。(マサもおなじですヨ!)



いもねじは仮止めした状態で壊れてしまい、
クリッカーは効かないは、目盛りの数字とMCの
効果が一致しないわで、どうしても交換をご希望。


JX用のMCのユニットは在庫があったので、

念のためサイズをチェックします。




MCのユニット裏の縦幅は10.67ミリ



MCのユニット裏の横幅は9.60ミリ


そして内側にあるネオジウム磁石を固定して回すユニット
(回転子)の直径は10.16ミリ。10.16ミリの幅のユニットを
9.60ミリの穴から取り出すことが決定しました。



あちゃ~

実はイモネジが効かないので回転子とノブは
取り外せなくなっており、ユニットごとサイドプレートの
穴から取り出さなければならないのですが、穴のサイズが
小さいのでこの計算だと取り出せないことに........。



参りました。
めちゃくちゃ参りましたが、既に軽く引き受けてしまい
なんとかすることに。


写真は全工程撮ってありますが、アベットがいたぶられて
いるので忘備録として記載します。


1)サイズが合わないので普通の方向からはとりだせません。
そこでプラスチックを削って丸いノブ側から取り出すことを決定。
ただし、ステーターという金属の部品がついており、
これを避けながらの作業となり、困難であることは見えています。


2)プラスチックは可溶性か確認
ハンダごてで溶けることを確認。
ハンダごてでプラスチックの黒い部分を溶かしてから
ステーターを取り外し、更に丸いユニット(回転子)を
横方向に潰して上に引き出します。


3)方針が決定したところで、ネオジウム部分を引き出します。
これは時々やっているのですぐに取り外し完了。


4)ハンダごてを使って容器部分を溶かして......。
熱でステーターは案外簡単に外れました。


5)すべて溶かして回転子の周囲を囲っている容器を
ペンチで縦に潰し....。


6)外から引き出し


7)用意してあったMCのユニットを最初から取り付けて完了


完成した姿がこれです♥♥♥♥
MCのパワーダウンの作業も行いました。♥♥♥♥


メンテ前の様子がこちら

とても綺麗にご利用でしたが、ハンドルのベアリングが

固まっていました。ハンドルの2ケのベアリングを交換。


ピニオンギアもごろごろしていますので交換。
(オーバーホール料金に含まれています。)


ということで、MCのいもねじは柔いのですぐ舐めてしまいますが、


今回取り外し方を開発出来ましたので、同じ方法で対応できます。


皆様 諦める必要はなくなりました!!!



【もうひとつ 大変うれしいお知らせ】


これはラプターのブレーキユニットです。


逆転防止用のギザギザがついていますが、


以前より 刻みが大変細かくなっています。


これまでは10個だった刻みが この写真では20個あります!


これでハンドルの遊びが半分になります!!



新製品からこの仕様になるようです。

古いモデルでも逆転防止用のこの部品だけ取り替えれば

刻みが半分になり、ハンドルの遊びが劇的に少なくなります。



是非お試しあれ。



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