女子相撲という変わった題材を漫画化! 主人公はぽっちゃり系の女子高生“丸美”ちゃんの成長物語。 3月10日に発売されたばかりの「りきじょ」の作者「歌麿」先生に赤鮫が噛みつきました!!


絵はいつから描いてました?
歌麿先生(以下 歌麿)――小さいころから絵を描くのが好きだったんですけど、漫画家にはなろうと思ってなかったんですよ(笑)


じゃあいつぐらいから本格的に漫画家になろうと思ったんですか?
歌麿――それがね(笑) ずっと思ってなかったんですよ、専門学校行時代にネットサーフィンしているとファンアート的なサイトがいっぱいあって、自分でもHPを作ったりして、コミケで同人誌を描いてたんですよ。 商業誌の漫画家を目指すというより同人誌の漫画家になった感じなんです。 それで何年か経ってコミケの会場で出版社の方に声をかけてもらって。


おお!スカウトされたんですね。
歌麿――ありがたいことに。 そこで仕事をしてたら、他誌さんからもお声をかけてもらって仕事が増えていきました。

影響受けた漫画とか漫画家さんはいますか?
歌麿――なんでも影響受ける方なんですけど(笑) うたたねひろゆき先生の漫画の線が大好きでした、こんな綺麗な線を描けるの方がいるのか!と思いました。 その綺麗な線に憧れて漫画を描いてましたね。 『りきじょ』はスポーツ物で激しい動きなどもあるので、綺麗な線も意識しつつ、太くて激しい線も描けるように意識して描いてます。


好きな漫画はなんですか?
歌麿――子供のころはジャンプっ子でしたね。 今でも大好きなのは『ダイの大冒険』ですね。 展開が段階を得て友情・努力・勝利、敵が味方になったり王道を踏んでて大人になってから読んでも面白いですよね。 続きものを描くのなら『ダイの大冒険』のような漫画を描きたいです。


自分の漫画が単行本として発売された時はどうでしたか?
歌麿――書店で実物が置かれてるのを見ると「置いてる!!」って(笑) 嬉しいとか感動とかよりも「本当に置いてるんだ!」というのが一番でした(笑)


漫画家になって良かったことはありますか?
歌麿――僕の作品を読んでみなさんの感想を聞くのが嬉しいです、本当にありがたいです。


逆に悪いことはありますか?
歌麿――さぼっちゃうことですかね、慣れてくると自分の中で締め切りまでのペースがなんとなくわかるんですけど、だからぎりぎりまでやっちゃうんです。 頑張れば速く終われるのにゆっくり描いちゃうんですよね(笑) 自分に甘くなってしまうところがダメですね。

漫画ってなんですか?
歌麿――読んで楽しむものですね。マンガ描いてますけど、基本は他の先生方の漫画を読むのが好きなので、他読んで楽しかったら僕もモチベーションが上がりますし。


わかります、読んでる時には時間を忘れますし、素晴らしい漫画に出会った時はめちゃくちゃテンションあがりますよね。
歌麿――そうなんですよ、読んでるときはいいんですけど、自分が描くときはすごく苦しいので、皆さんも苦しんできたんだと思って僕も頑張ります。


先生にとってツイッタ―などはどうですか?
歌麿――僕はまだファンが少ないので交流は少ないですけど(笑) 今は漫画家さんと読者さんが身近な関係になっていいと思いますが、読者の感想をそのまま作品に受けいれてしまうのは違うと思うので感想は感想として楽しませてもらってます。


あっ、歌麿先生がよくツイッタ―に料理の写真をアップしてるんですけど、お料理が好きなんですか?
歌麿――あ、あれですね。 うちの両親が転勤族で共働きで、僕が最初に帰ってくるのが多いので、晩ご飯の準備をすることが多くてですね、食べるなら美味しく食べたいじゃないですか、なので少しずつ料理が得意になってきましたね。 「りきじょ」の中でも食べるシーンを出すときはみんなが美味しそうに食べてるように意識して描いてますね。


後編に続く!!

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