エンジニアの人材争奪戦が過熱。報酬も高騰!? | Nonyのエンジニア転職研究ブログ

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先日のYahoo!ニュースで、気になる記事を見つけたので紹介します。


スマホ上げ潮、人材争奪 DeNAなど、高報酬で囲い込み

Yahooのトップページからリンクされていたので、この記事を読んだ人はかなり多いかと思います。


要約すると、
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スマートフォンの隆盛を受け、SNSやゲームのアプリ開発に携わるエンジニアの人材争奪戦が過熱。エンジニアへの報酬も高騰しており、人材確保策として、中途採用者に200万円程度の入社一時金を支払う会社もちらほら。なかには500万円を用意する会社も登場しています。
その背景には、アプリやゲームの需要に対して、完全に作り手が不足していることがあります。
海外に人材を求める動きも出始めており、グリーは欧米やアジア、南米にも拠点を立ち上げており、「日本でもすでに10%弱が外国人」。同社の社員数は6月末に600人であるのに対して、早期に1000人とし、4割近くをエンジニアにする予定。
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という内容。
かなり省略してありますので、本文が気になる方はニュース記事本文をご覧ください。


私も以前からこのブログで何度か似たようなことを書かせて頂いていますが、
今やWEBアプリのエンジニアは、世の中の求人広告サイトや人材紹介サイトが取り扱う求人案件の中で、最も取扱いが多い職種のひとつと言っても過言ではなくなってきました。

※よかったら、こちらのエントリも読んでね。
まだまだ盛り上がるソーシャルアプリ


しかも募集しているのは、SNSなどのメディアを運営する企業だけでなく、SAP(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)といってアプリを開発する企業側でも同じような求人がありますから、どこもかしこもスマホンジニアの奪い合いとなっているのです。
※関連記事:Web業界で盛り上がるSAP


そんなわけで、エンジニア人気が急騰しているのですが、いくら重要な職務だとは言え、エンジニアの数には限りがあるわけですがから、個人的には、今後のエンジニア育成に期待したいと思います。いま日本で一番勢いがある産業で、これからは世界を相手に戦っていくわけですから、各社とも人材の採用と教育は重要なミッションとなりますね。


業務系のシステム開発しかやったことがないという方でも、WEBアプリ・スマホアプリ開発に興味があれば、この記事に紹介されている 『無料講座「エンジニアアカデミー」』(by サイバーエージェント)のようなものに参加してスキルを磨いてみてはいかがでしょう。


一般的に業務系システム開発に必要なJavaとかC言語は、WEBアプリ・スマホアプリ開発に必要な言語よりも複雑で難しいと言われています。ですから、JavaやC言語ができる方であれば、少し勉強すれば、WEBアプリの開発にも十分対応できると思いますし、実際に中途採用マーケットでも、JavaやCが出来る方を採用して、WEBアプリ・スマホアプリのエンジニアとして育成する動きがありますので、興味のある方はそのような求人を探してみてください。


そして最後に、この記事の下部に気になる文章があります。
「エンジニアの報酬は米シリコンバレーに比べるとまだ低く~」
とありますが、気になります。
何やら、これからもっとエンジニアの報酬が上がることを匂わせていますが・・・


そもそもエンジニア職に係らず、日本企業と米系外資系企業の報酬体系は異なりますので、すぐに全てのエンジニアの報酬が跳ね上がるということはないと思いますが、現在のようなスマートフォン熱が定着すれば、この記事で紹介されているような一部の大手企業や、現在成長中のアプリ開発ベンチャーでは、じゅうぶんにありえる話だと思います。


特にソーシャルメディアは利益率が高いですから、社員の報酬に反映しやすいのかもしれません。
その話はまた別の機会に。