日本とフランス。 | Lilie/rea-list /LACHIC代表のブログ。

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フランスから一時帰国中のフランス料理人のお客様を担当させて頂きました(^^)



お客様:やっぱり、美容院は日本にかぎるわね。

私:やっぱり、そうかんじますか??

お客様:うん。いろんな意味で安心する。

私:フランスの美容院ってどんな感じなんですか??

お客様:話をあんまり聞いてくれない。話しても伝わっているのか、いないのか、よくわからない…。

私:なるほど。

お客様:あと、シャンプーとか、下手。凄く雑な感じがする。

私:そうですか。美容師のもつ感覚が、日本と全然違うんでしょうね。

お客様:そんなものなの?

私:サービス業っていう感覚は、向こうの美容師にはあまりないんじゃないんですかね。

お客様:たしかに、接客とか、サービスは日本のが全然いいよ。技術的にも日本のが上手いと思うけど。

私:技術に関しては、それぞれの美容師で違うと思いますが、基本的に日本人の方が丁寧でしょうね。

お客様:そう。丁寧さが違う。カウンセリングにしても、技術にしても。

私:やっぱりそうですか。文化の違いでしょうかね?

お客様:そうなのかな。どんな仕事にしても、日本人の方が優れていると思うけどね。

私:そうですか。基本的に日本人は造るのは得意ですよね。フランス人は創る仕事だと思います。

お客様:造る??創る??

私:日本人は真似事とか、有るものを改良したり、って得意じゃないですか。でも、「創る」という、創造的な部分では、あまり得意じゃないんですよ。

お客様:あー。そうだね。料理の世界でもそれはいえてるよ。

私:そうなんですか。でも、それが日本人らしいっていう事なんですよね。きっと。

お客様:そうだね。発想力が乏しい人種かな。

私:でも、悪いことじゃないと思うけどね。

お客様:そう??

私:そういう勤勉な人種、嫌いじゃないですけどね。

お客様:まぁ、そうだね。でも、わたしも創造力が乏しいってよく思うよ。

私:そうなんですか。でも、子供のときから、美術館で遊んだり、芸術品をスケッチして過ごしてきたフランス人と、ゲームとアニメで育った日本人とでは、感性が違うのは当然じゃないですか。

お客様:そうだよねー。

私:そのままでいいとは思いませんが、日本人は日本人らしく勝負していけばいいんじゃないんですかね?

お客様:だよね。日本人がフランス人のする仕事ができても、フランス人に、日本人の仕事はできないもんね。

私:そうですよ。

お客様:私も、日本人として、フランス料理を自分のものにできるようにがんばるわ。

私:僕も、フランス人の感性をもてる日本人らしい美容師を目指してがんばります。
お互いにがんばりましょう。

お客様:そーだね。また、フランスから帰ってきたら、お店くるよ。

私:はい。楽しみにおまちしています。




日本人ってすごく好きです。個性がないっていわれているけど、そうかなぁ。


世界からみたら、あるいみめちゃくちゃ個性的やと思うけどなぁ(^ー^)


日本人に生まれてよかった\(゜ロ\)(/ロ゜)/